受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2023年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 慶應義塾普通部

サクラサク

S.Sくん

 ぼくはサピックスに3年生で入室してから、しばらくは上位コースを維持できていました。しかし、6年生の5月に少し下げてしまい、上位コースの間で行ったり来たりを繰り返すようになってきたので、先生の話をよく聞き、言われた範囲を何回も忠実に学習することにしました。すると、以前より成績が安定するようになったので、受験が終わるまでほかの教材に触れず、何度も繰り返し学習するようにして、志望校に合格できました。
 ここからは、特に合格に役立ったことを紹介します。

指示された教材を完璧にすること(最初は効果がわからなくても、どんどん成績は上がります!)。

過去問の点数に左右されないこと(ぼくも聖光学院の問題の算数は0点に近かったり、理科はほぼ満点近くで浮かれてしまったりした…)。

直前期の追い込みはほどほどに(直前には、ノートの確認、漢字の練習、「コアプラス」などがお勧めです)。

 また、ぼくは最後の最後までゲームや動画視聴をやめませんでした。それで勉強をがんばれたときもあり、本を読み続けたことで、読解がとても得意になり、偏差値67くらいを平均して取れていたので、これから受験する皆さんには、後悔のないように判断してほしいです。
 次に、志望校の話をします。ぼくの場合は、3年生ごろから文化祭などを楽しんで見学していたので、5年生に入り、コロナ禍で中止になったときも困りませんでした。志望校選びでは偏差値だけでなく、立地や校風を特に重視し、結局、最終的に決定したのは12月の直前でした。過去問は学校の出題形式に慣れるためにやるものなので、それにとらわれることなく、焦らずに志望校を決めてほしいです。
 最後に、応援してくれたサピックスの先生、家族にはとても感謝しています。ありがとうございました。慶應普通部で待っています。
 祈・合格。

 前の体験記 | 男子校目次に戻る | 次の体験記 

2023年度中学入試 
親子で歩んだ
受験の軌跡
男子校女子校共学校

ページトップ このページTopへ