受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2023年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 駒場東邦中学校

初志貫徹

S.Kくん

 ぼくは3年生でサピックスに入室しました。入室したときはいちばん下のクラスでした。そんなぼくでも駒場東邦中に合格できたので、皆さんも最後まであきらめずにがんばってください。
 5年生のときに少し成績が上がりましたが、6年生のときの合格力判定サピックスオープンの4回平均偏差値は52。学校別サピックスオープンでは苦手の算数が14点で偏差値32を取ってしまったこともあります。SS特訓が始まってもぼくの成績は上向かず、SS特訓の席次もいつも下のほうでした。SS特訓の算数の志望校対策プリントを3回復習しました。ぼくのやる気が入ったのは2月1日の2週間ほど前でした。「残りのSS特訓の席次が10番以内に入れなかったら志望校を変えよう」と母に言われ、ぼくもこのままでは受からないと思い、必死で勉強しました。すると、席次が真ん中、次の週は8位となり、自信がつきました。入試本番では、あれだけ苦手だった算数がいちばんできました。ほかの3教科も手応えがありました。2月2日、母の携帯の画面の「合格おめでとうございます」という文字を見て、本当にうれしかったです。
 駒東を受ける人へのアドバイスです。

国語の漢字は全部正解すること。また、前の問題が次の問題の手掛かりになっていることがあります。

算数は調べることがいちばん大事! 調べればほとんどの問題は答えが出ます。途中式もきちんと書いてください。立体切断はやっておいたほうがいいです。あとはSS特訓の対策プリントと過去問10年分を2回やることが大切です。

理科は苦手な分野を作らないことです。ぼくは過去問も10年分2回解き直し、わからないところは過去のテキストに戻り、わかるまでやり直しました。問題を解いて解けなかった分野の復習を繰り返し行い、あとは「コアプラス」と「知識の50題」を完璧にしました。

社会はとにかく知識を頭に入れることです。間違いノートを作ることをお勧めします。ぼくは、駒東の記述対策のためにプリントの記述問題をひたすら解きました。

 最後に、ぼくを支えてくれた家族やサピックスの先生方、ありがとうございました。

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