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進学校 ▶ 渋谷教育学園渋谷中学校
サピ記
Y.Tくん
2月2日、午後入試の前に渋谷渋谷中の1回目合格発表を見た。結果は特待合格だった。
「ふう、よかった」
これがそのときの本音。得意の算数で時間配分を少しミスしてしまい、合格したかもあやふやだった。合格していて本当に安心した。
1日午後の広尾学園中や、2日午前に受けた2回目の渋渋、3日に受けた筑波大附中も合格していて、結果的にぼくの受験は全勝で幕を閉じた。
ぼくが入室したのは新5年生の3月。上位コースからのスタートだったが、次の組分けテストでコースを落とし、全体の真ん中ぐらいのコースになった。今からすれば慣れないなかで、よくそれだけのコース落ちで済んだなあと思う。最初は勉強の量についていくのが大変だった。そこから徐々に慣れてコースを上げていくことができ、夏には上から2番目のコース、6年生になるころには最上位コースになることができた。6年生の夏には算数と理科の成績は安定し、クラスの前方の席に座れるようになった。ただし、苦手の国語・社会では授業点でコース落ちすることも多々あった。次のテストまで戻れないことすらあった。
そんななかで迎えた夏期講習。調子が安定せず、授業点でコースが落ちて、そこでなんとか必死に1位を取って戻るということを何度も繰り返した。今思えば、そこで必死にがんばれたことで基礎力がついたのだろうか?と思う。だんだん国語の成績は落ち着いて、理科・社会も得意になってきた。
SS特訓では、筑駒開成コース+算数思考力講座を選んだ。渋渋志望だったが、このコース選択にまったく悔いはない。なぜなら、めちゃくちゃ楽しい開成の対策プリントや思考力のプリントを解きながら、最上位コースの仲間と競い合うことができたからだ。
ぼくはこんな風にサピックスの仲間と競い合って、楽しみながら成績を上げることができた。受験生のみんな、全力で楽しんで!
2023年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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