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最新中学入試情報
進学校 ▶ 筑波大学附属中学校
私と同じタイプのあなたへ
S.Uさん
最後まで私は「基礎力トレーニング」を毎日やることはなかった。何かを続けてやることはどうにも苦手なのだ。すると、どうだろう。6年生の7月の復習テストでをすべて間違えたのだ。しかし、これで「基礎力トレーニング」をやるほど、私は甘くない(1行目をもう一度読み、「最後まで」に丸を付ければ、国語の読解力が上がるかもしれない)。やりたくないものはやりたくない。とあるイカのゲームのほうが優先順位が高かった。では、算数の成績を上げるには、どうするべきか。算数の先生に聞きに行ったところ、どうやらほかのミナサマはなどの簡単な問題を最後に解き直していたらしいのだ。想像もつかなかった。ワタクシメはそのころ、やをがんばって解いているのだから。しかし、この方法を使うとが確実に取れるようになったのだ。こうして、私は秋以降も目がくらむほどに白い「基礎トレ」をコレクションすることに成功したのだった。
今、サピックスでの思い出を振り返ると、授業中に先生とクラスの友だちが繰り広げる知的でくだらないバトルと過去問添削後の手紙へのお返事を読むのが、何よりも楽しみだった。どうしても授業を休むのが悔やまれ、千葉の入試本番の後も校舎に戻り、遅刻して参加したこともあった。できることなら、同じ校舎で同じ先生や友だちとサピックスに通い続けたいものだ。
最後に、私と同じタイプの受験生がいたら、このアドバイスを送りたいと思う。
①授業はよく聞く。
(家庭学習はどうせやらないでしょう?)
②志望校についてよく調べる。
(試験当日に運命の学校が見つかってしまうかも…)
③やはり、根拠のない自信がいちばん!
(できない過去問は記憶から抹消し、ゴミ箱へ)
それでは、例のゲームが私を呼んでいるため、ここで筆を折る。
2023年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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