受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2023年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 フェリス女学院中学校

合格可能性20%からの合格

M.Nさん

 私が他塾からサピックスに転塾してきたのは、5年生のころでした。サピックスの授業はレベルが高く、最初はそのスピードについていくのが精いっぱいでした。そして、志望校について本格的に考え始める6年生になりました。しかし、サピックスオープンでは、志望校の合格可能性80%は一度も出ず、ずっと20%でした。さらに、成績はいっこうに伸びず、低迷していました。そのため、私は自信をなくし、ストレスや不安を抱えるようになりました。それでも、周りの友だちや家族、塾の先生の支えがあったからこそ、あきらめずに取り組むことができたのだと思います。
 そして後期に入り、SS特訓などの志望校対策が始まりました。私のコースは人が多く、ライバルはみんな頭が良くて危機感を抱きました。また、がんばろう!と思っても、いっこうに勉強時間は増えませんでした。そんな状況のなか、私が手を抜かないようにしたのは、次の二つです。

SS特訓や学校別サピックスオープンの復習。

苦手な理科・算数のテスト対策や、「コアプラス」(ぼろぼろになるまで使いました!)。

 また直前期には、解法に自信のない国語や理科を中心に勉強しました。
 そして入試当日。私は1月校を受けていたことや、先生からの激励電話、父が直前に言った「グッドラック!」(成功を祈る)ということばのおかげで、あまり緊張しませんでした。しかし、試験はとても難しくて、手応えは最悪。さすがに落ち込みました。それでも、気持ちを切り替えて次の試験へと向かいました。ついに合格発表のとき。家族全員、若干あきらめ気味でホームページを開きました。すると、「合格」の文字があったのです! 私はその瞬間、あこがれの第一志望校に合格したという、うれしさから涙があふれました。この合格は、好きなアーティストの曲に励まされたことや、友だち、家族から応援してもらったことによるものだったのでしょう。皆さんも自分を信じて合格を勝ち取ってください!

 前の体験記 | 女子校目次に戻る | 次の体験記 

2023年度中学入試 
親子で歩んだ
受験の軌跡
男子校女子校共学校

ページトップ このページTopへ