受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2023年度中学受験  サピックス小学部第29期生/受験体験記

進学校 雙葉中学校

受験勉強と向き合う

A.Tさん

 私は得意科目と苦手科目の差が本当にひどかったです。得意な国語は偏差値70もあるのに、苦手な算数は偏差値40を切ったことも。そんな私がすべての学校から合格を頂けた勉強法が少しでも役立ちますように。
①「基礎を固める」
 これは本当に大切です。「基礎力トレーニング」を1か月ほどサボっていたら、算数で過去最低点を更新。「コアプラス」をサボると授業の得点が下がり、テストの偏差値も5以上低下…。「基礎トレ」「コアプラス」「漢字の要」をサボらないだけで成績が安定し、総合偏差値60前後をキープできるようになりました。
②「メモ大事」
 これは私がたいへんお世話になった国語の先生のことばです。どの教科も解説や先生の話をメモするべきです。特に算数は自分が解いたすぐあとに解説があり、そのときにわからなくても、あとで見直したときに理解する助けになりました。
③「間違えたところを探す」
 これは算数ができなくて相談したときに言われたことばです。できる限り問題を解いたすぐあとに、解説と自分の解いた痕跡を見比べて、どこでミスがあったかを考えます。それを繰り返すと自分がどんなミスをしやすいか浮かび上がってくるので、演習で気をつける癖をつければ、ケアレスミスが減っていくと思います。
④「好きなものは調節」
 私は好きなものを制限しないのはもちろん、制限しすぎるのもよくないと思います。娯楽におぼれすぎてはいけないが、好きなものが心の逃げ場、精神を安定させてくれるからです。私も成績がひどすぎたときは、推しから癒やしをもらったことでストレスが発散されていました。
 努力したら結果がついてくるとは限らない。それでも、その不安は自分が納得するまで勉強しないと消せない。不安は消えることはないですが、最後は「自分を信じる」こと。これまでの努力と苦しみや楽しさをすべて抱えて、体当たりで臨めば怖くない。祈! 合格。

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