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質問教室のすゝめ
H.Iさん
受験が終わった今、サピックスのことばかり考えている。どうやら、サピロスになってしまったようだ…。
私は、算数が苦手だ。5年生になり、ハイスピードな授業についていけなくなった。授業中は、消しゴムにシャープペンシルの芯を刺したり、テキストの角を折って手遊びをしたり、何度もトイレに行ったりしてサボっていたので、周りが当たり前に習得していた解法を理解しておらず、クラスの仲間や先生を驚かせたことがある。テストではの正答率が半分以下になり、過去最低の偏差値をたたき出した。
こんな私が苦手な算数と向き合えたのはなぜか、その理由を思い出してみた。
①「『基礎力トレーニング』と家庭学習はやらなくては」という案外真面目なところがあったから。
②国語の授業が楽しくて仕方なく、上位コースで国語の授業を受けるには、算数ができるようになる必要があったから。
やる気を出したが、できないものはできないので、授業中「わかりません」と言ったら、先生はあらためて解説してくれた。それでも理解できなかった私に「質問教室においで」と言ってくれた(たぶん、私は授業の妨げになっていた)。その日質問教室に行くと、先生が私のペースで教えてくれたので、よくわかった。理解できるとすっきりして、「これだ!」と思った。質問教室に行くことが習慣になり、3年間で合計100回は行った。質問教室のおかげで算数を投げ出さずに済んだ。
最後に、私の経験が少しでも受験生の皆さんの合格につながればうれしい。
★ポジティブ思考(結果を気にし過ぎない)。
★★「基礎力トレーニング」「コアプラス」と、漢字の練習などを習慣に。
★★★授業に集中。授業を思い出し復習。考え抜いても無理なときは恥ずかしがらず質問教室へ。
最後の最後まで私を励まし、救ってくれた先生たちと、切磋琢磨したたくさんのサピ友のおかげで、3年間がんばれた。特に6年生の授業は刺激的でおもしろく、最高! 祈・合格!
2023年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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