合格発表のとき、画面に映し出されたピンク色の画面は今でも忘れることができません。もともと私は中位の成績で、６年生になって上位コースに上がることもあったものの、成績は不安定で偏差値50くらいになることもありました。ほかの女子学院中（ＪＧ）志望の人は上位コースの人が多く、ＪＧ合格を夢見ていたけれど、心の底ではあきらめかけていました。６年生の夏期講習前のテストでは、上位コースに上がれず、成績が低迷していました。危機感を抱いたものの、その危機感はあまり勉強につながらず、親に復習するべきことをまとめてもらうなど助けてもらいました。夏期講習後のテストでは上位コースに上がることができ、そこから落ちることはありませんでした。そのまま本番まで上り調子のまま駆け抜けることができたから、合格したのだと思います。
　受験生へのアドバイスといえば、基礎固めです。どの学校でも本当に大事です。基礎が完璧にできれば、応用もできるようになるし、なによりもケアレスミスが減ります。受験では、ケアレスミスが命取りなので、とにかく基礎固めをしようと、ＪＧ受験前日には「コアプラス」を理科・社会どちらも１周ずつやりました。夏期講習も真面目にやったほうがいいです。友だちで「夏期講習、もっとちゃんとやっておけばよかったー」と後悔している人もいました。
　それと、自分に自信を持つことです。たとえば、私は総合偏差値61を超えたことがほぼなく、自信があまりなかったです。でも偏差値61はＪＧの合格可能性80％ラインなので、超えてなくても受かります。自分に自信がないと悲観的になってしまうため、自信も大事です。自分が努力することで、自信がつきます。がんばってください。
　ここまで支えてくれた家族やサピックスの先生方、受付や警備員の方々、ありがとうございました。
　受験生！ 次は君たちの番だ！ 存分に自分の力を発揮できるようにがんばってください！ 応援しています!! そして、ＪＧ志望の子へ。ＪＧで待ってます！
　桜咲け！