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最新中学入試情報
進学校 ▶ 鷗友学園女子中学校
油断大敵
T.Nさん
2月2日の試験後、黙り続けていた母を見て、「ああ、落ちたんだな」と思いました。しかし、校舎を出てから母が口に出したことばは「鷗友学園合格したよ」でした。算数の手応えがあまりなく、落ちたと思っていたため、合格を知り、とてもうれしかったです。
私がサピックスに入ったのは5年生の春期講習のころ。私が通っていた小学校には付属の中学があるため、何かあればその中学に行けばよいという安心感がありました。また、周りの友だちも受験しない子ばかりだったこともあり、中学受験をする自覚があまりなく、なんとなく勉強しているといった状態で1年半くらい過ごしました。それでもクラスはキープできていたため、油断していました。
しかし、その結果が表れて、6年生の夏期講習明けに一気にクラスが中位まで落ちてしまいました。そこで、私は基礎に抜けがあることや国語の選択問題をなんとなく選んでいたことに、ようやく気づきました。しかし、気づいたのは6年生の冬ごろで、それでもまだ本気になれずにいました。結局、私が本気になったのは最後の2〜3週間でした。きっかけは初めて質問教室に行ったことでした。わからなかった問題が解決して、すっきりしてやる気が出てきたのです。
このような私が本気になったときにやったことを紹介します。まず「コアプラス」で基礎固めをする、次に漢字の最終確認、読解の型の確認をする、最後に算数はわからないことをわかるまで質問する、ということです。また、これから受験する方々にアドバイスしたいのは、質問教室には早めに行ったほうがよいということです。
もっと早めに本気を出していれば…と思ったこともありますが、サピックスでの受験生活はとても良い思い出です。受験生の皆さんも悔いが残らないよう、全力でがんばってください。
2023年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡 |
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