①サピックスおよび勉強が好きであること。

②親に振り回されない強い精神力を持つこと。

③自分の身が危ないときは、すべてを忘れて遊ぶこと。

　これらは、３年間サピックス生活を続けて確信した、受験に合格するための三原則です。
〈解説〉

①私は両親のおかげもあって、もともと勉強が好きでした。３年生の後半にサピックスに入ってからは、その授業のおもしろさにのめり込んでいきました。勉強を楽しまないと、受験生活はやってられない！

②試験前日どころか、当日さえもまったく緊張しませんでした。桜蔭中は、「受験者の半分が合格でしょ？ だったら受かるじゃん！」という、周りがあきれるほどのナゾ理論で試験に臨みました。ただ、母から、「ふだんの勉強量があってこそのメンタルの強さだよ」と言われたことも記憶にあります。結果は、見事合格でした！

③適度に遊ばないと勉強への集中力が切れるのだ、と私は結論づけました。だから、入試前日はそれほど勉強せずに、リラックスするのがお勧め（テレビや読書なら、試験に出そうなものも拾えます）！

　最後に、後輩の皆さん、ミスが多くても心配しないでください。大丈夫。演習量がどっと増える１年間で、いやが応にも減らせるようになります（笑）。がんばってください!!
　サピックスのおもしろい先生方、両親には、受験生活でお世話になりました。ありがとうございました。
　では、さらば！