私は、１月に第一志望校である浦和明の星中の第１回で不合格となってしまいました。しかし、私の大好きな国語の先生がおっしゃってくれた、題名でもある「私は過去に負けない」ということばに救われ、浦和明の星ほか、さまざまな中学校に合格することができました。
　浦和明の星が不合格だったので、精神的に、より難しいとされる市川中を受けることは避けるべきだと、いろいろな人に言われましたが、私は受けるという意志を貫き通し、受けることにしました。当日、幕張メッセには約２６００人の受験生がいて緊張してしまいましたが、リラックスして解くことができました。そして合格発表のとき。受かるという自信がなくとても不安でしたが、目を開くと「合格おめでとうございます」という文字が目に入り、母と大喜びしました。
　また、21日に受けた東邦大付東邦中と、もう一つの第一志望校で22日に受けた渋谷幕張中は不合格でしたが、市川が合格していたこともあり、２月の学校は安心して受験することができ、２月１日に受けた、御三家である女子学院中（ＪＧ）に合格することができました。私や母はＪＧに合格はできないと思っていたため、電車の中で叫んでしまうほど驚きました。
　２月４日の浦和明の星第２回の際も落ち着いて解くことができ、無事合格し、最終的に私の家では、市川か浦和明の星かで迷うことになりましたが、３年生のときから第一志望だった浦和明の星に入学することに決めました。
　今のサピックス生に知っておいてほしいことは、６年生の秋までは、勉強や点数を取る楽しさを学ぶことが大切ということです。席次は気にしないほうがいいとよくいわれますが、私は席次がモチベーションとなったため、ある程度は気にしたほうがいいと思います。
　未来の６年生に、たくさんの桜が咲くことを祈っています。