受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 受験体験記

進学校 早稲田中学校

最後まで諦めないこと

 「最後まで諦めないこと」

 これこそが、僕が中学受験を通して得た最大の教訓です。

 僕が第一志望の早稲田中学校を志したきっかけは学園祭でした。自由で活気あふれる校風に一目惚れし、「絶対にここへ通いたい」と強く願うようになりました。しかし、道のりは平坦ではありませんでした。6年生の中盤は成績が低迷し、さらに1月に受けた初めての併願校受験で不合格を経験。2月1日の出願校を変更すべきか、激しい葛藤に襲われました。

 しかし、僕の「早稲田中に行きたい」という気持ちは揺らぎませんでした。SAPIXの先生に相談したところ、1日に安全校を受けてまずは合格を確保してからチャレンジするのも良いかもしれないというアドバイスを貰いましたが、「本当の勝負は12月以降、そして入試当日まで続く」と自分を信じ、第一志望を変えずに突入することに決めたのです。

 合格の鍵は、徹底した戦略にありました。早い段階から算数に時間をかけ得意科目にしていたことが、大きな武器になりました。海外生活が長く苦手だった国語は、とにかく問題を解きまくることで克服。直前期の理科と社会は、SAPIXの『コアプラス』や授業プリントの解き直しを徹底し、知識を完璧に定着させました。コアプラスもただ見るだけではなく、答えを黒く塗りつぶして100%答えが合うまでやりました。これらを土台に過去問を繰り返し解き、出題傾向と時間配分を体に叩き込みました。

 結果、本番では自分の力を出し切り、憧れの切符を手にすることができました。受験生の皆さん、たとえ少し偏差値が足りなくても、1月に悔しい思いをしても、自分を信じて最後まで走り抜けてください。その先に、最高の景色が待っています。