受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 受験体験記

進学校 渋谷教育学園渋谷中学校

好きな教科、好きなことを大事に

 私は、第一志望校合格発表の日、とても緊張しながら結果を見ました(ちなみに、その時の心臓の音を表すなら、バックンバックン)。結果は合格。自分の受験番号がしっかり書いてありました。

 振り返ってみると、4年生の夏ごろからサピックスに入り、私の本格的な受験勉強が始まりました。そこからは、毎回「良い成績」とはいえないようなテスト結果が、なんと最後のテストまで続きました。それでも私が合格できた理由は、二つあると思います。

 一つ目は、最後の受験の追い込み期間中、せっかく取り組んだテストを生かすために、自分の好きな/得意な教科、嫌い/不得意な教科を分析し、認識していて、勉強を始めるときは好きな教科から、あとから嫌い/不得意な教科を集中的に取り組むというやり方をしていたことだと思います。こうすることで勉強にやる気を出すことができ、集中もできました。

 二つ目は、受験前であっても大好きな音楽を聴く、歌うということをやめなかったことだと思います。後半のSS特訓で自分が周りより遅れているのでは?と思う時や、このままでは合格できないと不安になったときは、好きな音楽の歌詞を聴き、 励まされたこともありました。また、計算ミスをしてしまったときの悔しさは歌うことで発散することができました。私は好きなことに助けられてきました。ですから、皆さんも自分の好きなこと(本来の勉強時間が減ってしまうことは別として)をやめないことをオススメします。

 テスト前になって、テストの準備を終わらせて勉強することがないとき、またそうでなくても、何を勉強すればいいかわからないという経験はありませんか。そんなときは、無駄であると思うことに取り組んでみると、意外と合格に近づくことができるかもしれません。