受験ライフをサポートする進学情報誌 さぴあ

2026年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 灘中学校

我が家の受験体験記

 5年生の冬休み前まで関東に住んでおり、サピックスには2年生の秋に入室しました。息子の好奇心が旺盛だったこともあり、就学前から複数の習い事に通っていました。年齢が上がるにつれ興味の幅も広がり、習い事の数はどんどん増えていきました。2年生の頃、友人の多くが塾に通っていたため、本人も「塾に行きたい」と言うようになりました。当時は習い事も多く、通塾は早すぎるのではないかと思いましたが、本人の強い希望もあり、習い事のない曜日に授業があるサピックスを選びました。

 2・3年生の頃は、ピアノの練習や英検®の勉強に親子で取り組んでいましたが、サピックスの課題は本人に任せていました。4年生になると本格的に理科・社会が加わったため、塾の家庭学習も親子で確認しながら進める形になりました。4年生まではサピックスで授業がある日以外は毎日習い事があり、休日にまとめて塾の課題に取り組む生活を続けていました。

 5年生の開始前に、習い事を継続するか中学受験に専念するかを本人に尋ね、中学受験を頑張る場合は睡眠時間確保のため、水泳と体操以外の習い事をすべて休止することを提案しました。その結果、本人は中学受験を選び、塾中心の生活へと切り替えました。夏までに複数の学校見学を行い、本人が熱望する志望校をいくつか定め、秋には埼玉・千葉を含めた併願スケジュールを固めました。

 ところが、その後に父親の関西異動が決まり、関西の校舎へ移動することになりました。関西受験は、併願校の少なさに不安がありましたが、最終的には、本人の強い希望を尊重して、再度志望校を選び直しました。万が一の場合には2月以降の関東受験も覚悟していましたが、先生方の熱心なご指導と本人の努力の結果、第一志望校に合格することができました。

 家庭学習ではデイリーチェックを重視し、言葉ナビや漢字の要、コアプラスに繰り返し取り組みました。理科・社会は苦手分野を作らないよう動画を活用し、算数は6年生テキストのA~E問題や分野別補充問題、立体切断を中心に復習しました。計画通りに進まないことも多くありましたが、睡眠時間確保を最優先し、課題の取捨選択を意識しました。通塾、受験、志望校選択のいずれにおいても本人の意思を尊重したことが、最後までやり抜く力につながったと感じています。本人は、英検®やピアノのコンクール、プログラミング大会、ダンス発表会などの様々な経験が、本番への慣れにつながったとも話していました。

 最後になりましたが、これまでご指導くださったサピックスの先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。受験生の皆様のご健闘と、明るい春の訪れをお祈りいたします。