心身の健康を優先に
中学受験を経て中高一貫校に通う上の兄弟に続いて、末の娘も小4の夏休みから入室しました。娘は淡々と塾に通い、家では自分で勉強をするタイプでしたので、親が並走する事はありませんでした。よく遊びつつも、母に目を付けられない程度に勉強する、と要領よくやっていたようです。
私が心がけた事は二つ、①健康な体作りの為、食事、睡眠(平均9時間)、適度な運動を優先する事。②どこの学校に通う事になっても、未来は明るいと思う事。
心身に無理をしてまで勉強しなくて良い。通学し易くて、校風の合いそうな学校を幾つか受験し、合格した所に行けば良い、と考えていました。とは言え、穏やかな時だけではありません。しばしば私は、テスト結果が悪いと呆れる、やる気がないなら受験をやめろと脅すなど、一般的にはNGとされる発言をしていました。しかし、私の子供歴十二年の娘にとって、このような叱咤激励(割と、叱咤のみ)は慣れた物。時には真面目に指摘を受け止め、時には右から左にスルーし、自分の中で消化していたようです。蛇足ですが、たまには親が感情的に怒っても、行き過ぎて理不尽になっても仕方ない、むしろそれで良いと思うのです(頻度と程度によりますが!)。子供がいずれ出くわすかもしれないパワハラ上司や様々な逆境への対処訓練だと、私の中では完全に正当化しています。根底に揺るぎのない愛情がある親だからこそ出来るのです。
さて、親御さん方の中には、受験勉強を続けるべきか迷っている方もいらっしゃるでしょう。そこで、中高一貫校に通う良し悪しを考えてみました。中高一貫校に通う上二人の子供いわく、中学時代に部活や遊びに全力投球出来る事がメリットだそうです。遊びの自由度が小学時代よりも格段に広がる中学時代を、受験勉強に充てるのは勿体ない、と。部活も中学3年で中断せず、継続出来ます。なお、この理屈では大学付属校が最適解となりますが、我が家は、大学受験の試練は挑むべしと考え、付属校は選択しませんでした。一方、子供達の口からデメリットは出てきませんでしたが、私が強いて挙げるならば、中高六年間、環境がほぼ変わらない事による弊害でしょうか。万が一、中学で学校や友人関係に問題が生じても、転校をわざわざしない限り高校も同じ環境で過ごさねばなりません。ただし、この点に関しては、入学前から心配してもキリがありません。多感な時期に何らかの問題に直面する事は、どの学校に通おうともあり得ます。その際に子供自身あるいは親子で、対処する力をつける事が大事だと思います。中受の選択に正解はありません。また、中受は長い人生にとって一つの過程に過ぎず、重要な局面はこれから幾らでもやってきます。各家庭・子供にとって良いと思う道をその都度選択されますよう。私の経験なんてまだまだ浅いのですが、一つのご参考になれば幸いです。