「中学受験は最後まで伸びる」を信じて
サピックスに通い始めたのは新3年生からでした。入室時の偏差値は40台前半で、最初は「慣れてくればそのうち成績もついてくるだろう」と思っていましたが、結局6年生に至るまで同様の成績を推移していました。保護者会では「5年生の後半くらいから徐々に成績が固定してくるので…」とのお話も伺っていたので、5年生から6年生にかけては焦りともどかしさでいっぱいでした。
起爆剤となったのが前期の個別面談です。担当の先生からは「なんとなーく通っている感じで、詰めが甘い」というご指摘があり、まさに図星でした。娘の受験への意欲を高めるということが喫緊の課題となりました。
授業やテストの振り返りを入念にすることに加えて、中学校生活のイメージを持つことも大切だと考えました。学校見学は4年生、5年生の段階で一通り足を運んでいましたが、このタイミングで改めて娘と共に学校説明会に伺うことにしました。これが大正解でした。親からすれば「一度見たから校風はわかっている」と思いがちですが、子供目線では行く度に印象が変わることもあるようです。6年生の忙しい時期でしたが、改めて説明会に伺ったことで「この学校に行きたい」という思いが明らかに強くなり、夏休み以降のがんばりと成績向上に直結したと感じています。
6年の後期からは家庭学習で過去問に取り組みますが、第一志望の鷗友学園の過去問を中心に先生に添削していただきました。できていることや意識すべきことを的確に指摘していただいたおかげで、越えるべき壁が具体的になり、モチベーションの向上につながりました。直前期の家庭学習では、すでに解いた過去問に取り組み、合格点をクリアできる力がついていることを確認しました。
そうして臨んだ2月1日の第1回試験。算数で手応えを感じられず不合格に。2回目の方が偏差値も倍率も高くなるので重い空気が流れましたが、学校説明会では「難易度は変えていません。1回目で不合格でも2回目にぜひチャレンジしてください」という趣旨のお話を伺っていました。また、鷗友学園は試験当日に問題と解答をいただけます。2回目の受験の前に1回目の算数の問題の振り返りをしたところ、基本的なところでのミスがいくつか見つかったので、2回目の試験で気をつければ合格点に到達するはず、と励まして送り出しました。結果、第2回は本人が最大限の実力を発揮して合格をいただくことができました。
「中学受験は最後まで伸びる」は本当だと思います。そして、プレッシャーを跳ね除けて実力を出し切るという貴重な経験は、今後娘の力になってくれると思います。
最後まで励まし支えてくださった先生方、どうもありがとうございました。