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学校説明会レポート

学校説明会レポート

西大和学園中学校

2026年7月19日(日)

海外大学進学も手厚く支援し、豊かな知性と人間性を備えた世界のリーダーを育成

「次代を担う高い理想と豊かな人間性をもった生徒の育成」を目標に、男女共学の西大和学園高等学校が奈良県河合町に開校したのは1986年。1988年には男子のみの中学校を併設し、2014年から中学校でも女子の募集を開始して、全学年が共学となりました。同校は関西有数の進学校として知られ、今春も東京大学に75名、京都大学に31名、医学部医学科には国公立大学だけで79名(防衛医科大学校を含む)が合格しました。また、2014年には文部科学省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定され、中高6年間の成長に応じた体系的な理数教育も特長的です。

SAPIX代々木ホールで開催された説明会では、学園長・校長の岡田清弘先生が登壇。「本校は『日本一の学校にする』という夢を掲げて、進学校として歩み始めました」と話します。続けて、「わたしたちの考える『日本一』とは、単にテストで高い点数を取ることではありません。卒業生が次代を担うリーダーとして世界中で活躍すること、そして『合格したら絶対に入学したい』と思われるような魅力ある学校をつくることです。最難関大学への合格実績はそのために欠かせませんが、これは教育の『結果』であり『本質』ではありません。合格実績のみを追求する無茶なスパルタ指導の結果ではないということをお伝えしておきます」と話しました。

同校では、ハーバード大学やケンブリッジ大学、清華大学など、海外の大学に挑戦する生徒も出ています。岡田先生は、東京大学合格後にカリフォルニア大学バークレー校へ進学した卒業生の事例を紹介。「『手続きや対策を自分で行うのは大変。後輩のためのサポート体制をつくってほしい』と言う彼の助言を受け、学内に『海外大学進学プロジェクト』を立ち上げました。今後も組織的に、海外志向の生徒を強力にバックアップしていきます」と説明しました。さらに、英検®2級以上の取得者を対象とした「英語重視型入試」での入学者向けに、昨年度から英語の「取り出し授業」を始めたことにも触れました。

次に岡田先生は、入学後の成績不振や挫折につながらないようにするためには、合格決定から入学式までの「70~80日間」の過ごし方が大切だと語りました。あいさつ、基本的な生活習慣、思いやりや優しさなどの「受験勉強で犠牲にしてきた、人として当たり前のことを取り戻す」「自分が主体となって熱中できる趣味を持つ」そして、「学びの姿勢を失わない」の三つのことを挙げました。

学園の敷地内に設けられている男子寮についても紹介されました。中1から高1までは青雲寮で共同生活を送り、中学生は8人部屋、高校生は4人部屋で過ごします。高2からは2人部屋の清栄寮に移り、本格的な受験態勢に入ります。毎晩設けられている3時間(90分×2コマ)の学習時間には、全員が大部屋に集まり、寮専門の教員や卒業生チューターが見守るなか、自学自習に励みます。

一方、バーベキュー大会やスポーツ大会などの寮行事に加え、月に1回は外食に出掛ける機会も設けられています。岡田先生は「寮の最大の魅力は『親への感謝の心が育まれること』です。本校の寮は決して軍隊のような厳しい寮ではなく、とてもアットホームな雰囲気ですので、ぜひ一度見学にお越しください」と呼びかけました。

生徒たちの通学についても説明がありました。奈良県内から通う生徒は1割程度で、2人に1人は大阪をはじめ、兵庫や京都から通学しています。なかには広島や愛知から新幹線、三重から近鉄特急で通う生徒のほか、和歌山からも片道3時間をかけて通学し、学習だけでなく部活動にも励んでいる生徒もいるそうです。

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