私は、いつも「親子で歩んだ受験の軌跡」を読んで、涙していました。ネットで過去の年度も手に入れ、どれだけ励まされ、勉強させてもらったことか。今度は私が書く番ですね。
　スタートは、１月10日の栄東の受験でした。両親は仕事があったので、行きだけは私が連れて行き、帰りは自分で帰ってくるように伝えました。多めの現金を持たせ、（財布は落とした場合を考え、２個）スイカも沢山チャージしておきました。試験会場に着いたら、軽食可、となっていて、グミや飴を欲しがったのですが、何も持っていなかったので、後悔しました。それ以降の入試は、グミやおつまみのようなチキン、味付けうずらの玉子等、ちょっとつまめる物を沢山持たせました。それと、前日はサピックスの授業だったのですが、深く考えずにいつも通り９時まで受けさせてしまい、朝眠そうだったので、早退させるべきだったと思いました。栄東に合格してからは、行くところがある、と楽になり、受けて良かったです。
　今まで息子は本当に朝が弱かったです。小学校に行く日、８時まで寝ていて、８時５分に出発するような生活で、入試は朝なので不安でした。１月14日頃からは、夕方５時頃までで勉強をやめさせ、７時までには布団に入れ、寝かせました。また、朝は出勤する父親が一緒に駅のファストフードや喫茶店に連れて行きました。たいして勉強はしませんでしたが、朝型にするのが目的でした。
　渋幕の前日は先生と相談し、６時20分にサピックスを早退しました。大切な算数の授業なので最後まで受けられないのは辛かったですが、７時過ぎには布団に入れ、７時半には寝息が聞こえました。渋幕は遠い上に、集合時間も早いのでやはり早退させて良かったと思いました。入試にお弁当を持って行ったのですが、普段のＳＳ特訓のお弁当より、白米を減らしずっと軽めにしました。普段のお弁当は、終わる７時までもたせる弁当ですが、渋幕の日のお弁当は入試が２時半位までで終わるので、それまでもてばいいのです。量が多いと午後のテストで眠くなったり、お腹が痛くなったりする可能性があると思いました。渋幕合格後、また気が楽になりました。家から１時間半位かかるのですが、素敵な学校だし、他がダメだったら通わせよう、と思いました。
　栄光の入試の日は、雪の予報だったので、前日に手袋を買いに行きました。また、濡れた場合に備えて、引率する父親のリュックに一式着替えやタオルを入れました。カイロも大量に持たせました。寒さに備えてトレーナーも買いに行きました。
　麻布の入試が終わった後、息子は「赤本はいつ出るの？ 入試の復習がしたい」と言いました。それを聞いて、今まで過去問を解いては復習を繰り返し、それが身に付いたんだなーと思い、合格した時より涙が出ました。
　まだ書きたいことが沢山あるのですが、字数が足りないので終わります。本当にありがとうございました。