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我が家の「受験体験記」
H.Oさん ●お子さんの名前 Nさん
我が家の「受験体験記」は、どの参考書よりもボロボロだ。息子が熟読し、指針にしていたためだ。父親の単身赴任先に遊びに行くときの飛行機のシートポケットにも「受験体験記」をお供にして読み込んでいた。「コアプラスを解いたほうが勉強になるのでは?」と言ってみたりもした。しかし、息子は「受験体験記」の執筆を目標に、この一年を過ごしてきた。サピックスの先輩たちがどのように受験を乗り越えてきたのか、知恵を拝借し、どのように自分の体験をサピックスの後輩に伝えていくのかを探っていた。
開成の学校別サピックスオープンで算数で13点を取った時も「受験体験記」に書こう。と。アニメを見すぎてシーズンを制覇(なんと3周も!)した時も「受験体験記」に書こう。と。「キミ、ネタ探しより勉強を…」と親としては思っていた。
しかし、そんな中でも「受験体験記」の先輩や先生のアドバイスを参考に、SSの復習、土特の復習などを中心に勉強していたのだろう。進学先にと願っていた開成に合格し、目標としていた「受験体験記」を書いていた。そんな息子が後輩に伝えたいこと。それは、リラックスした気持ちでメリハリをつけて勉強することが大切ということだったようだ。この教訓を得たことは息子の財産になったことだろう。ここで重要だと感じたのは、サピックスの存在だ。個性的で楽しい授業、刺激しあい、楽しく過ごすお友達と一緒に受験生活を送れたことは、幸せだったと思う。「サピックスが楽しい」この気持ちで、模試が悪かった時でも受験生活を続けることができたようだ。
そして、受験を通じて親として感じたことは、家族は様々な形で「応援」することしかできないということだ。うちは、父親が海外赴任中(塾代で応援)母はフルタイム勤務(教材のコピーと好物のカレーで応援)、弟はYouTubeで誘惑(「がんばってねー」とタブレット画面をみながら応援)という形で息子を見守る一年だった。時には「大丈夫かな?」と心配になることもあったが、受験するのは息子だから…と思い、できるだけ自分で考え、乗り越えていけるように見守ることで「応援」してきた。
ここで我が家の「受験体験記」は、一区切りとなる。改めて先輩たちの「受験体験記」を読むと、それぞれのご家庭の「受験体験記」があり、新鮮な気持ちになった。
最後に、息子の充実した受験生活を導いてくださったサピックスの先生、お友達、受付の方や、警備の方、本当にありがとうございました。
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