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進学校 ▶ 開成中学校
親子の中学受験の記録
H.Kさん ●お子さんの名前 Mさん
息子は新小学4年生でサピックスに入室してから5年生まで、偏差値63近辺を上下していました。親子共々「マイペースで通って、受かったところに進学できれば良い」という気持ちでおり、学習のペースも無理のない範囲で進めていました。
6年生になり、新しい単元の学習がなくなると、サピックスオープンで偏差値70前後を取るようになりました。また春に開成の運動会を見学し、本人が大変気に入った様子でした。そのため、2月までのモチベーション維持の意味も込めて、志望校を開成に決めました。
その後、9月頃までは成績は横ばいでしたが、10月に受けたマンスリーやサピックスオープンでは、算数のミスで大きく失点する結果となりました。分析したところ、志望校別の難問に取り組む中で「後はツルカメで終わり!」と計算を省略しており、その部分で計算ミスが増えていたことが判明しました。そこで、これまで手をつけていなかった基礎力トレーニングを毎日実施することにしました。本人は渋りましたが、「某メジャーリーガーも基礎トレは欠かさないはず」と説得しました。基礎トレを始めたことは入試本番まで有効な対策だったと思います。
12月以降に開成の過去問に取り組み始めると、なかなか合格者最低点に到達できない日々が続きました。次第に「開成」という名前を見るだけで萎縮し、得点が伸び悩む有様でした。しかし、「SS特訓では解けているのだから、自信を持って取り組めばよい」と激励すると、次からは得点が倍増することもありました。この経験を通じて、メンタルの状態が結果に大きく影響することを実感しました。
1月になって迎えた初めての入試本番では、本人はかなり緊張していました。しかし結果的に算数で満点を取ったことで自信につながり、以降の入試では落ち着いて試験に臨むことができたようです。
●親と子の受験への取り組み方
中学受験に際して、親としてはまず学習スケジューリングに気を配りました。サピックスでは定期的にマンスリーや組分けといったテストがあるため、大まかな学習計画を立て、無理のない範囲で進めるようにしました。また、プリントの整理と取捨選択にも注意しましたが、SS特訓の初期のプリントを捨ててしまうというミスもありました。さらに、学校別サピックスオープンの申し込みについても、開成1回目の試験を「まだ早いのではないか?」という理由で申し込まなかったことは、親の判断ミスだったと反省しています。計2回受験することにより、自分のポジションがより正確に分かる、とサピックスの面談で指摘をいただきました。
本人の工夫としては、サピックスの授業中に復習まで終わらせる意識を持って取り組み、家では動画やゲームの時間を確保していたようです。
サピックスの先生方、スタッフの方々に心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
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