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進学校 ▶ 慶應義塾普通部
頑張り過ぎない中学受験
O.Sさん ●お子さんの名前 Kさん
中学受験を考え始めたときに、サピックスに通っていた友人の息子さんから、「授業がとても楽しくて、塾の日が待ち遠しい!」と聞き、他の塾は一切見ず、サピックスに決めました。
早生まれの息子は、学校から帰るとランドセルを放り投げて友達と遊びに行くのが何よりの楽しみ。サッカーとゲームが大好きな、活発な少年です。サピックスでは、いわゆるボリュームゾーンで、主に中堅上位~中位を行き来していました。真面目にコツコツが苦手で、6年の夏頃まで朝勉強はほとんどやらず、その日のうちに復習もできず、コアプラスや言葉ナビは前日に眺めるのみ、基礎トレすらサボりがちな状態でした。
そんな息子が、結果的に持ち偏差値より上の熱望校2校とも、合格を勝ち取ってきました。勝因については正直わかりませんが、冷静に振り返ると、我が家のような決して真面目に取り組んだとは言い難い家庭でも、少しは皆様に伝えられることがあるのではと思い、体験記に書かせていただきます。(※優秀なご家庭には参考にならない内容ですので、スルーでお願いします。)
①志望校は子どもに決めさせる。
6年生の前半までに、さまざまな偏差値帯の、通える範囲の学校をたくさん見に行くことをお勧めします。偏差値では測れない魅力に気付くことができます。親の推し校と子の推し校が異なる場合は、子どもの意志を優先に。子どもは本気で行きたいと思う学校の入試でしか、本気を出しません。最後はその熱意が合否を分けます。
②期待値のハードルは低めに設定。
相手は小学生、親の思うようには行動しない生き物です。塾にサボらずに行って勉強しているだけで100点満点です。6年後半になると、大人のサラリーマンも真っ青の勤務(勉強)時間になります。大量のプリントを持ち帰って来ますが、半分もできません。直しも完璧にはできません。そういうものだと割り切りましょう。
③親子ともに息抜きは必要。
受験が近づくと、焦りから「友達との遊びは禁止」「ゲームも禁止」など、子どもを縛る親がいますが、かえって逆効果です。友達と一緒に前半1時間勉強、後半1時間は遊ばせるなど、隙間時間に上手く息抜きをさせましょう。睡眠時間の確保は課題より優先で!
親も同じです。子どもが土日に塾へ行っている間に、平日に溜まっていたプリント整理に手をつけると、悲惨な点数の小テスト、手付かずの課題、直しをしていないプリント等が続々と見つかります。その結果、塾から疲れて帰ってきた子どもに向けて小言の嵐…子どものやる気を無くすだけです。それよりも、たまには親も息抜きをしましょう。ママ友と美味しいランチ、美容院やエステで自分磨き、そして笑顔でお子さんを迎えましょう!
他にもありますが、文字数の関係でここまで。もし参考にしていたただける方がいらっしゃれば幸いです。皆様のご健闘を心よりお祈りいたします。
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