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最新中学入試情報
進学校 ▶ 慶應義塾普通部
ピンチをチャンスに、それに負けない心
N.Yさん ●お子さんの名前 Rさん
第一志望校合格。
蓋を開けてみれば、5校全勝。
しかし合格までの道のりは過酷でした。
ただ一つ、これだけは言えます。男の子は最後伸びる、は本当だった。
4年生で入室し、最初のマンスリーは偏差値60でした。
しかしこの数字も最初で最後。以降はぎりぎり上位クラスキープを目標に取り組んでいました。
5年生の時に、慶應義塾普通部の労作展を訪れました。素晴らしい作品、広大なキャンパスに心惹かれ、息子自ら普通部に入りたいと志望校が決まりました。野球少年にとって、慶應義塾高等学校の甲子園優勝もまぶしく見えたのでしょう。
志望校が決まればいざ、のはずが、学校別SOはまるで点数が取れず。天王山と言われる夏期講習も頑張って通ってはいたものの、やる気スイッチは見当たらず。
第一回合格力判定SOが始まり、一回目はなんとか取れたものの、その後全く振るわず。あれよあれよといううちに時間だけが過ぎ、結局、四回の平均偏差値は52と、慶應志望の目標偏差値である55に届かないまま、気がつけばすべての模試が終了しました。
さらに追い討ちをかけるように、決定打となった最後の11月度マンスリーテスト。前月の偏差値57から49へと大幅に下がり、クラスも8個も落ちてしまいました。これはまずい、親は危機感を覚え、焦り落ち込みました。
しかし、ここから息子の本気の快進撃が始まります。ピンチをチャンスに、とようやくやる気スイッチが入ります。もうやるしかない。最後のクラスは関係ない、頑張ろうと先生から激励をいただいたのも後押しとなりました。
冬期講習、正月特訓とめきめきと力をつけ、志望校別のクラスでは、1、2位を争うなど上位の成績に入れるようになりました。突然の伸びに周囲も驚き、授業中の目の色が変わりました、と先生からは報告をいただきます。
最後まで足を引っ張った理科は、徹底的に基礎を見直しました。悔いの残らぬようやれることを必死でやりました。
一方で息子は慶應に受かると、最初から信じて止まなかったようです。偏差値も届いていなかったのになぜ、と思うのですが、さすがのサピックスメソッド。サピックスのカリキュラムをきちんと頑張っていれば、絶対に合格できるという信頼の内容、授業で、特に、SS特訓が素晴らしかったようです。
振り返れば、勝敗を大きく分けるターニングポイントとなった12月。あの時、決してめげずに、むしろピンチをチャンスと捉えて、前向きに最後二ヶ月のラストスパート、全力勝負で頑張れたのが大きかったです。そのことは親も誇りに思います。
サピックスでは、学習面はもちろん、精神面でも鍛えられ大きく成長したと思います。ここでの学びを、ぜひ中学校生活にも生かして欲しいです。
受験生の皆さん、頑張ってください。サピックスの先生方、ありがとうございました。
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