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進学校 ▶ 駒場東邦中学校
6年選抜活動と駒場東邦、スポーツも頑張りたい方へ
T.Mさん ●お子さんの名前 Mさん
6年夏の東京都選抜大会を節目にサッカーをお休みし、駒場東邦中に合格しました。大前提として、サピックスでの中学受験はスポーツと両立できるほど甘くないと思います。早いうちから受験に専念する友達は凄いです。その頑張りや支えがなかったら、合格できていないと思います。ここでは、それでもスポーツの成長も止めたくない方へ、書かせていただきます。
入塾は4年で、土日含む週3日のサッカー生活でした。一度目の転機は、5年夏のスペイン遠征です。念願のセレクションに合格し、大会に出場しました。世界各地の選手と試合や交流をしました。テストや授業を数回休んだだけなので挽回できると思っていました。学習時間も確保しました。しかし、気持ちの切り替えはそう上手くはいきませんでした。多感な時期に人生観を変える経験をして、受験の意味を見出せなくなりました。
大事な5年後期も得意だった算数につまずき、みるみる自信も無くしていきました。本人もこれではダメだと自覚が芽生え、5年冬の東京都選抜大会を集大成とし、4月からは受験に専念する意思を固めました。このころ、全国大会出場の駒東、言わずと知れた國學院久我山、都市大付属の順に志望校を決めました。
6年前期にやっと希望のコースに戻れ、さらにギアを上げようという矢先に二度目の転機が訪れます。6年選抜大会選出、夏までサッカー優先で受験に臨むことになりました。授業、テストを欠席することもありました。大会後、「もうサッカーやらなくていいよね?」と、今思えばこの時期が一番きつかったです。
【スポーツを休んで感じたこと】
・サッカーを休み、勉強時間を増やしても成績は上がらない
・頭だけ使うと眠れなくなり適度な運動が必要
・体力があることと集中力は別物。午後受験はパフォーマンスが格段に落ちる→最後まで改善できませんでした。
【気を付けた点】
・塾ではサッカーの話をしない、加わらない。
・サッカーを言い訳にしない。逃げ場にしない。
思考力や記述問題は本人が好きです。一方、6年後期のテストでは思うような結果が得られないこともありました。先が見えず、校舎に何度も相談しました。根拠のない激励はありませんが、性格を把握した上で最大限、本番直前までアドバイスとメンタルフォローしていただきました。冬期講習以降は、得点と席次をまとめ、安定を実感し、これを何よりのお守りとして入試本番に持参しました。1月は2周目の過去問の解き直しを徹底的にやりました。記述の1月入試に関しては満足な順位が得られましたが、2月は長期戦も覚悟しました。
2月1日午前・午後、2日で受験を終えました。電話越しですが、いつも冷静さを保つ先生が感情露わに喜んでくださりました。最難関校でなく、サッカーも全国大会レベルには到底達していませんが、もがきながら両方頑張って手にした経験は我が家の宝物になりました。
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