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最新中学入試情報
進学校 ▶ 駒場東邦中学校
偏差値19からの大逆転
D.Fさん ●お子さんの名前 Kさん
この度、息子が心から憧れ、入学を切望していた駒場東邦中学校の合格を頂くことができました。先生方ならびに校舎関係者の皆様より多大なるご支援を頂きましたこと、心より御礼申し上げます。
息子は家族の前でもあまり感情表現や意思表示をせず、良くも悪くもマイペース。それに加え、私と似た頑固な部分が顔を出すことが増え、生活面や勉強面で苦言を呈する私と言い争いになったことは数知れず。6年の秋までは本当に受験できるのか不安だらけだったことが思い出されます。しかし12月以降は、急速に目の色が変わり、目標に向けて邁進し、日々刻々と成長する息子の姿を見守る日々となりました。この精神面の急速な成長が、入試本番で実力以上の力を発揮できた下地になったと感じております。
サピックスの学習で助けとなったのは、日々の授業、そして配布される各種プリントや課題の実施を通じた繰り返し学習で地道に力をつけたこと、さらにそこで出た疑問を解決する「質問教室」に足繁く通ったことです。学校別模試の苦手科目(国語)で偏差値19を叩き出す等、成績面で結果が出ず、辛く苦しい時期が続いた息子を力強くご指導いただきました。長い時では授業終了後に1時間ほど、分からないことに加え、興味があることや疑問に思ったこと等について、先生方と一緒に思考・解決するプロセスを経たことが、目に見える部分・見えない部分のあらゆる面で息子の実力を伸ばしていったのではないでしょうか。余談ですが、駒場東邦中学校の入試本番では、苦手科目だった国語で得点を稼げた点が勝因だったと本人は感じているようです。
一方、家庭においては、年度初に「『アリとキリギリスのアリ』『ウサギとカメのカメ』として、やるべきことを一つずつ、確実にやっていこう」という約束を息子と交わしました。私は主に理科と社会を息子と一緒に勉強しましたが、ただの暗記とならぬよう「理科はイメージ」「社会は流れ」を念頭に、日々の授業やSS、土特の復習を一緒に進めました。歴史資料や理科図解を横に置き、分からないことを一緒に調べたり、二人で絵を描いて解法を確かめたりしながら勉強した時間は息子との良き思い出になっています。
最後になりましたが、今回の中学受験を終えて私が確信したのは「中学受験は本人の気持ちの強さが全てである」ということです。保護者面談で受験校変更を申し出た私に対して「本人の第一志望への想いを優先しましょう」と返された先生の言葉、そして「何があっても、絶対に駒東だけは変えない」と珍しく気持ちを露わにした息子の言葉、これらの言葉が駒場東邦中学校の受験、合格へと導いてくれました。発表当日、学校に掲示された合格者発表掲示を見た息子が、自分の番号を見つけ「あった、あったよ!」と満面の笑みで喜んだ姿は一生忘れません。
3年間、大変お世話になりました。ありがとうございました。
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