受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2025年度中学受験  サピックス小学部第36期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 武蔵高等学校中学校

逆転合格への軌跡

S.Nさん お子さんの名前 Sさん

・サピックス入室〜志望校を決めるまで
 小3の2月にサピックスへ入室するまでは暇さえあれば、ゲーム、YouTube、友達と遊ぶというような小学生でした。
 3つ上の長女がコロナ禍での受験となり、思うように中学校の見学や学園祭などに行けなかったため、小4から人数制限などあるなか積極的に説明会、学園祭にまわるようにしました。
 小4~小5で私だけ訪れた学校もありますが、20校強はまわったと思います。
・武蔵との出会い
 小4の夏、自由散策会に参加し、なんて緑の多い素敵な中学校なんだろう、川もあり、ヤギもいる、と親子で魅力に引き込まれていきました。
 その後も色々な中学校を訪れましたが、武蔵以上の中学校は見つけられませんでした。
 小5で武蔵の学園祭を訪れて、更に行きたい気持ちが高まったようでした。
 しかし、この時点での成績は50前後、よくて55くらいと程遠い成績でした。
・国語? 酷語?
 小5の成績は算数が徐々に上がってきて、苦手な国語をカバーするような型でした。
 しかし、悪夢の小6の7月組分けテスト、国語の成績は28.3、そのとき1番良かった社会との差、32.9。
 発表の日、ちょうどサピックスでは保護者会が行われていて、駅に向かう途中でこの成績を見て、涙目になりながら、校舎へUターンしました。
 国語の先生とお話しさせていただき、アドバイスをもらい、息子に質問教室へ行くように勧めようと強く思いました。
 学校から帰ってくるなり、息子と話し合いです。
 今日質問教室に行くように勧めるも、なかなかうんと言わない息子。
 国語の勉強、どうしたらいいかだけでいいから行ってきなさい、と送り出すも最寄駅から電話をかけてきてはまだぐずぐず言ってる。
 ここで、禁句の一言、今のままだと国語で落ちるし、どこも受からないけど、それでいいの?
 渋々、質問教室へ行くことを約束しました。
 国語の先生は昼間に私にもお話しくださったことを再度息子にもお話しくださったようです。
 また、激励の言葉をかけていただき、帰宅した息子は行くときとは別人のような顔つきでした。
 質問教室もっと早くから行けばよかった、と言っておりました。
 この日を境に息子は変わったと思います。
 積極的に質問教室へ行くようになりました、そのおかげで最後の学校別SOでは 国語68.8をとることができました。
 後期のSSでは通っている校舎に武蔵コースがなかったため、違う校舎の武蔵コースへ通うように手配してくださいました。
 第二回の授業からは人数も少なかったからか打ち解け、楽しく通うことができました。
 また、わからない問題は友達が教えてくれ、点数が思うようにとれないときは別の友達が大丈夫、みんな受かるから!、と励ましてくれたようです。
 丁寧な過去問の添削をしていただいた国語の先生をはじめ、前向きな言葉をかけ続けてくださった先生方、一緒に通ってくれた友達、SSで一緒だった友達、みなさまに感謝してもしきれません。

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