- Top
- 学校紹介/入試情報
- 2025年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡
- 武蔵高等学校中学校 進学:男子校
最新中学入試情報
進学校 ▶ 武蔵高等学校中学校
当日まであきらめずに基礎を徹底
K.Mさん ●お子さんの名前 Tさん
2月3日、コツコツとした努力が実るかどうかという発表サイトを見た瞬間、私も子どももなんともいえない表情となった。そこには「補員」との文字が。気を取り直して4日の受験に備え帰宅したあとはずっと社会や理科の復習をしていた。そして迎えた2月4日、電話で合格がかかってきた。今までの子どもの頑張りが報われた瞬間だった。あきらめずに最後まで粘った子どもを心ゆくまで褒め称えたい。
都立受検の予定で通信教育をしており、5年4月に都立専門塾に入ったものの、何気なくいった武蔵の文化祭に子どもは心を惹かれて7月にSAPIXに転塾。SAPIXの授業は息子にとって刺激が多かったようだ。通信教育で基礎は身についていたものの、計算の遅さや理科・社会の暗記をしていなかったことがあとで露呈してくる。算数の基礎トレは最初30~45分くらいかかっていて、これを毎日15分以内にする、というレベルの高さに驚いた。継続は力なり。最後にはなんとか10分くらいで解けるようになっていった。基礎トレは本当に力になる、最後まで毎日朝に行っていた。ミスが多かったので基礎トレの間違い原因ノートを息子が作成し、数字の書き間違いや途中からマイナスの式を書き忘れていた、などの項目をつくり正の字をかいて自分のミスを分析していた。
息子が自分でスケジュールを立てて行っていたので、あまり勉強に関与せずに6年の春頃までいた。その頃からだんだんと成績が下がってきたので気になって、息子のテストやテキストをきちんと見るようになったところ、漢字をきちんと書くことが苦手なことがわかった。すべて子どもに任せていたがそれは厳しかったのだと痛感した。それからは漢字は親が確認するようになった。女の右側を低くする、など細かいところまできちんと見なければいけない、はねやとめるはきちんと…などすぐには直らなかったが根気よく続けた。得意なはずの社会も漢字の誤字脱字が多い。12月くらいにいよいよ本気で漢字を覚えなければ、ということで、知識の総完成や用語のまとめなどを5周くらい行った。息子の希望する武蔵の対策はSSのSAPIXにすべてお任せして、それ以外の学校のための基礎を固めることを12月、1月は費やした。SAPIXのおかげで記述の力はついているものの、暗記が苦手でデータバンクなど全く覚えていなかった息子に、1月から毎朝問題を母が出すようになった。栄東の当日までデータバンク問題を出していた。
算数がやばい、基礎がやばい、など困ったときはSAPIXに電話で相談し、とても親身になってアドバイスをして頂いた。アドバイスやテキスト、授業を信じてやりきったことが息子の血肉になったと感じている。かけがえのない体験をさせて頂きありがとうございました。
2025年度中学入試 受験体験記 |
男子校 | 女子校 | 共学校 |
---|
◎学校関連リンク◎
◎人気コンテンツ◎