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進学校 ▶ 聖光学院中学校
灼熱ドバイでの熱い受験3年記
K.Iさん ●お子さんの名前 Tさん
拓真の受験生活は、第一志望の聖光学院への進学で幕を閉じました。4年生の春から卒業までを過ごしたドバイでの3年間、生活の中心だった受験勉強は試行錯誤と紆余曲折の連続でした。
①赴任前に決めて良かった志望校
海外赴任が決まったのは拓真が4年生だった21年秋。翌4月赴任・任期3年。まだ志望校など考えていませんでしたが、海外生活3年→受験を考えると志望校くらい決めないとと、いきなり受験が現実味を帯びました。未だコロナ禍で文化祭は自粛・説明会はオンラインばかりの中、唯一見つけた21年10月の「聖光祭」。きれいな校舎・広い校庭に楽しそうな生徒達、大好きな鉄道模型・クイズ・歴史研究と本人もとても気に入り、第一志望校になりました。この時の本人の思いが、赴任後の辛い時期の支えにもなったので、あの日「聖光祭」が開催されたことに感謝が尽きません。
②苦しかったドバイでの受験勉強
サピックスにお世話になったのは、5年冬頃に国際教育センターの海外生向け講座の受講を始めてから。赴任後は大手進学塾の海外サービスを受講してましたが、5年になってから異変が。2週続けての酷いテスト結果を受けて確認したところ、授業は受けず電車の動画視聴、演習は解答をノートに写すだけ。解答丸写しは某受験マンガでも描かれてましたが、我が家でも起きようとは。5年になって一気に難しくなり、一人で録画授業を受けることが辛くなったよう。
それからは、聖光学院を目指す意志を再確認し、私も一緒になって勉強に取り組みました。私は中受経験がないため、教材で解法を理解し、ノートを見て躓いている箇所を確認して解説。テストも一緒に取り組み答え合わせと復習解説。「中学受験は親の伴走が必要」なんて言いますが、ここでは不在の先生役と友人役も合わせて、一人三役を演じたようでした。
サピックス国際教育センターの授業は、週1回土曜に4時間の授業をライブ受講する形式で、他の生徒達の様子も見え、先生に当てられたり・質問したりと、一人寂しいという思いは薄れたようでした。帰国受験用の作文・面接対策もして頂け、非常に有難かったです。
6年時には一時帰国を利用してサピックス小学部の季節講習を受講させて頂きました。同年代と同じ環境で勉強することが少しでも刺激になればと思いましたが、レベルの高いサピックス生に揉まれて本人の負けん気にも火が付いたようで、前向きに頑張れるようになりました。
③受験を終えて
振り返れば長いようで短い3年間でした。第一志望校への合格は、サピックス国際教育センターと小学部で切磋琢磨させて頂いたおかげですし、それに本人が必死について行った証ですし、何より赴任前に聖光学院に出会えたあの日があったからだと思います。
4月には聖光生になって迎える「聖光祭」。ドバイでの熱い3年間を乗り越えた彼の聖光学院での成長が親としてとても楽しみです。
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