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最新中学入試情報
進学校 ▶ 聖光学院中学校
12歳、これからの人生に大切なこと
E.Mさん ●お子さんの名前 Mさん
「合格おめでとうございます、だって! 聖光大成功!」開成だけでなく聖光も不合格だったら次は…動揺する心を落ち着かせて次をシミュレーションしている私に、息子は開成の不合格に動じることなくすぐに聖光の合格発表を見て得意の(?)駄洒落で私に知らせてくれました。その言葉を聞いた瞬間、ついに「この日がきた喜び」を親子で分かち合いました。
息子は新4年生で入室し、春頃からは上位ブロックに在籍していました。聖光の文化祭に行き一日中楽しんだ息子は、5年生の春頃には聖光が第一志望と周囲に話すようになっていました。体調不良やスポーツへの興味から勉強の意欲が下がったことも何度かありましたが、いつも「聖光に通いたい」思いがモチベーションになっていたように思います。
6年生の後半になり、SS志望校別は聖光と併願者の多いコースに入りました。本人は周りのお友達に刺激されて授業を楽しんでいましたが、模試では短絡的なミスで1問、2・3点が足りないこともあり、親としてはこのようなミスは改善できるのだろうか、併願先やコース変更をしたほうが良いのではないかと最後まで悩み続けました。先生はいつも息子の意志を尊重してくださっていたので、私も腹を決めて息子の希望通りに試験は受ける、ただ併願校は最後の最後まで色々な選択肢を捨てずに慎重に決めました。
直前期は、これまで国語の勉強意欲の低かった息子が最難関プリントや聖光の過去問を持って質問教室に行くようになりました。家庭学習では、日本国憲法の読み直し、理科の知識の50題、算数の聖光対策プリントの解き直し、社会はSS開成の復習を中心に、1問、1点を落とさないことを意識して勉強していたように思います。
1月に受験した函館ラ・サール中学校は親も試験会場に入ることができ、試験前までの過ごし方を親子で確認する良い機会になりました。2月1日前日も明日からのテストも模試みたいな感じだね、と息子はいつも通りでした。日頃のサピックスの演習のおかげだと思います。先生からは、「試験が始まっても色々な事が起こるからいつでも相談してください。」との言葉をいただき、私も大変心強い気持ちで落ち着いて試験期間を過ごすことができました。聖光の試験が終わった後、息子から「算数で1問間違いに気づいたけれどよくできたと思う。早く合格発表が見たい。」との力強い言葉が飛び出し驚きました。最後のマンスリーでクラス落ち、伴走していた夫が入試100日前に転勤になってしまったりと直前まで様々な事がありましたが、息子はこの1度きりの中学受験を通して、目標に向かって毎日を大切に過ごすこと、何が起きても前向きな気持ちで乗り越えようと努力することの尊さを知ったように思います。この経験こそが息子のこれからの人生の大きな財産になると思っています。先生方、最後まで息子に寄り添って下さり本当にありがとうございました。
2025年度中学入試 受験体験記 |
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