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反抗期の幸せな受験
S.Mさん ●お子さんの名前 Tさん
本当に幸せな受験をさせて頂けました。最後の面談で 「受験の結果がどうなろうと、サピックスで3年間過ごした事にまず何より満足しています」と言ったのは大袈裟ではなく、心からの言葉でした。
素晴らしい先生方、洗練されたテキスト、親切で丁寧な受付や警備の方々、前向きに努力を続ける学友たち。ここで得た経験は、息子の人生の礎となると思えていたからです。
とはいえ、5年生後半で反抗期を迎え、日々の学習をさせるのも手を焼くようになり、口を開けばとにかくサボりたいゲームをやりたいというばかり。基礎トレを始めるにも「先にゲームやってから」「先におやつ食べていい?」と先延ばし、そろそろやるかと思えばトイレに籠城。書き残すのも恥ずかしい毎日で、お小言をくいしばって我慢した母の奥歯は3回も割れました。
「彼は親が何を言っても聞かないと思います」前期面談で担当の先生に言われましたが、自分の接し方がよくないのかと思い悩んでいた私にはこの言葉が何よりの救いになりました。冷静さを取り戻した瞬間でした。それと同時に、子供のことをよく見てくださっているのだなと驚きました。「こちらでも声かけするので任せてください」と言って頂けてどんなに心強かったでしょうか。それから息子が変わったかといえば、受験前日までそのような調子で勉強よりゲーム、動画、テレビ、漫画。男の子はスイッチ入るのが遅いという周りの慰めも虚しく、当日を迎えることとなりました。
「芝しか受けない、受かるから大丈夫」と言い張り、おそらく他の学校へ出願しても受験拒否をすると予想していたので、これで落ちたらこの子はどんな顔をするのだろう?とぼんやり思っていました。親は何と声をかけたらいいのかと。背水の陣どころではない状況でしたが、それでも3年間サピックスで鍛えて頂いた事実は揺らがないし、とてつもない量の実戦を積み上げた冬期講習と正月特訓を乗り越えたのだから信じるしかない。生まれて初めて信仰を感じた瞬間でした。サピックスを信じていれば大丈夫と。
2月1日の朝に受験、夜には合格発表。受かったからゲームをたくさんやりたい! これで自由だ!と他にチャレンジする事もなく、その日の20時に報告のお電話をかけて我が家の受験は終わりました。思っていたより本当にあっさり終わりました。息子らしさを捻じ曲げる事なく、受験を経験させてくださったサピックスには感謝をしてもしきれません。
次年度へのバトン「過去問」
保護者会でも、解答の取り扱いについてのお話がありますが、答えを見てしまうお子さんが少なくないのかもしれません。本屋立読みやネットから入手して、というケースを周りから聞いていたので、点数について重圧をかけないように気をつけました。できたところに目を向け、できそうなところを次に生かすようにと。
皆さまも幸せな受験と結果になりますよう、お祈り申し上げます。
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