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進学校 ▶ 筑波大学付属駒場中学校
我が家の中学受験奮闘記
S.Hさん ●お子さんの名前 Jさん
「中学受験」我が家の始まりは息子が2年生の7月でした。公立高校、国立大学しか受験経験のない私は2年生から塾に行く事に驚きつつも、妻が「凄く難しい塾なので入り易い2年生からの方がいい」と言うので納得しました。入室テストは真ん中くらいで喜んでいました。その後一つのターニングポイントとして4年生7月の組分けテストで最上位コースになった事です。この時親が舞い上がってしまい、過剰な期待を懸けてしまったのです。私が最難関校向けの問題集を買って解く事をさせてしまいました。息子は迷走してしまい、成績は急降下、軌道修正するのに半年以上かかりました。素人の親が勉強の内容について過干渉するのは良くない事だと痛感しました。
そうこうしているうちにいよいよあと一年になりました。息子は相変わらずマイペースで受験ドラマであるような夜遅くまで勉強して親が体の心配をするなんて事は全くありませんでした。親ばかり焦って「このスケジュールで勉強しなさい」と言っても反発してやりませんでした。今から思うとこれで良かったのかと思います。ただ息子は5年生の時に行った文化祭の中で筑駒の文化祭に衝撃を受けたようで「志望校は筑駒一択」と言ったりしていました。ただ天王山と言われる夏期講習でもマイペースは変わらず「いつになったら必死に勉強するんだ」と言っても意に介さずという感じでした。
9月に筑駒の学校別サピックスオープンを受けましたが、絶望的な結果となり、流石に落ち込んでいました。ただこれで目覚めたようにも思えます。夜遅くまで勉強する事はありませんでしたが、目の色が違ってきたように思います。12月の筑駒のサピックスオープンは合格ラインには届かなかったものの、9月より格段に偏差値が上がりました。息子の本気が少し頼もしく思えました。
1月に埼玉受験が始まり2回目で合格しましたが、1回目に電車遅延等で弱気の虫が出てしまい、不合格となりました。この時は家族3人どん底を味わいました。「うちの子を不合格にするなんて、そもそも不合格って失礼だろう。お宅のお子さんは当中学校の格に合いません、なんて」などと私も超マイナス思考に陥っていました。ただ2回目で特待合格した事もあって東京受験は強気にしました。
この強気日程が厳しい現実を突き付けてきたのです。2月1日、2日の受験校が両方不合格となったのです。埼玉に引っ越す事を半ば覚悟して2月5日筑駒の合格発表日を迎えました。家族3人でスマホ画面を見て息子が「無いっ」と一言。その後妻が「違うよ。これだよ。あるよ」と。家族で抱き合い、号泣しました。今後家族でこんなに嬉し泣きする事はないと思います。
最後に、中学受験は親子の覚悟は必要ですが、第一志望に受かってもそうでなくても努力する事の大切さ等、子供を成長させてくれる良い経験だと思います。
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