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最新中学入試情報
進学校 ▶ 筑波大学付属駒場中学校
想いを力に
Y.Oさん ●お子さんの名前 Hさん
息子は筑駒の文化祭には4年生から3年連続で参加しました。そこで受験を乗り越えた先輩達がそれぞれの領域の学問や趣味に、純粋かつひたむきに打ち込んでいる姿を見て、「自分もこの学校に通いたい」という想いが年を追うごとに高まっていったようでした。
入試を控えた6年生になってからは、その気持ちが本人はあまり口に出さずとも伝わってきて、親としても何とか希望を叶えてあげたいな、と思っていました。
ただ一方で息子には、「中学受験は通過点であって、どの学校に行くことになっても中高でも頑張り続けることこそが大切だよ」と出来るだけ先を見てもらうようにしました。
受験は4校。どの学校も親として自信を持って勧められる素晴らしい学校。と息子ともよく話した上で決めました。もちろん希望順位はありましたが、1月の受験校から合格を頂いた時には、よくここまで頑張ったと、息子を誇らしく思う気持ちが込み上げてきました。気が緩んでもいけないかなと思いつつも、家族みんなでささやかにお祝いをして、2月の受験はそのままの良いムードで駆け抜けることができました。
反省もあります。息子は4人兄弟の一番上で、妻が下の子達の世話が中心になる中、息子の勉強の伴走役はもっぱら私でした。学生時代に中学受験の指導経験があった私は、良くも悪くも勉強を教える時はとても厳しい姿勢で臨みました。
ただ、6年生の夏に保護者会に出席したところ衝撃を受けました。父母からの事前質問で、「合格可能性が80%でも不合格になるのはどんなケースか?」という質問に対する先生の答えが、「強いて言うならばミスを必要以上に責めるご家庭」だったのです。
「あ、それ自分だ…」と衝撃を受けました。息子がせっかく良い成績を取っているのに、間違えを見つけてはミスを責める。これを続けてきたことを反省し、どうやったらミスしないか、改善のための具体的なアクションを考えて、一つ一つ実践してもらうことに意識を向けました。
入試の直前期、これまでのSAPIXのテスト結果一覧をプリントしてリビングのホワイトボードに貼りました。立派な成績が並びましたが、息子と見渡して気付いたのは、4教科全てミスせず完全に実力を出し切っている回なんて無いということ。
「普通にやってきたら良いよ。そして響の普通はミスするということだよ。いつも2つ3つはミスしていて、それでもいつも十分な合格可能性なんだから、本番でも普通通りミスしても受かるんだよ」そう言って送り出しました。
中学校では、部活や課外活動など自分が思い描いていた通り思いっきり楽しんで欲しいですし、そこで一生の友を見つけてくれたらと願っています。
最後にSAPIXの先生方、これまでお世話になり有難うございました。
2025年度中学入試 受験体験記 |
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