息子はもちろん、家族全員が一丸となって取り組んだ４年間でした。我が家も例に漏れず、勉強スケジュールや休憩の取り方など試行錯誤を繰り返しながら本番を迎えました。我が家の取り組みが、今後の受験生の保護者様の参考になりましたら幸いです。

① 勉強の進め方
・スケジュール管理
　復習を重視した家庭学習スケジュールをたてていました。６年生の後期からはＳＳ特訓も始まり、家庭学習の時間がなかなか取れなくなってきたので、算数をメインに取り組むようにしていました。また、本番直前には間違えたことのある問題を中心に復習をするようにしていました。
・ケアレスミス対策
　受験勉強が進むにつれ、ケアレスミスが増えてくる時期がありました。特に算数のミスが多かったので、基礎を固めることを意識し、毎日の基礎力トレーニングを、時間をかけてもいいので見直しをして満点を目指す、間違えた問題があった場合は自分でどの問題が間違えているかを探す、といった工夫をして実施するようにしました。それによって、ミスの頻度が少しずつ減り、テストでも焦らず落ち着いて問題を解けるようになりました。

② 精神面のサポート
・息抜きの時間
　我が家では、できるだけ息子が落ち着いて勉強できる環境づくりを大切にしました。
　６年生になって勉強時間が長くなるなかでも、ストレスを溜めずに勉強に集中できるよう、YouTubeやゲームを禁止にすることはせず、ルールを決めてＯＫにしていました。また勉強の合間のちょっとした休憩時間には好きな音楽を聴いてリフレッシュできるようにし、短い時間でもリフレッシュできるようにしていました。

③ 生活リズム
・夜更かしはしない
　生活リズムを一定にするために、寝る時間が24時をまたがないようにスケジュールを組んでいました。ただ家庭学習の進みが遅くどうしても夜遅くまでかかってしまいそうな日が出てきますので、そのときは翌日少し早起きして取り戻すよう調整していました。試験会場までの移動もあり、受験当日は朝早く起きる必要がありましたが、朝型の生活リズムを保っていたおかげで、いつも通りのコンディションで本番に臨むことができ、実力を発揮することができました。

　サピックスの先生方や同じクラスのお友達のおかげで、息子は最後の最後まで楽しんで通うことができました。信頼できる先生方と最高の仲間と競い合ったサピックスでの４年間は、息子だけではなく家族全員にとってかけがえのない経験となりました。本当にありがとうございました。