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親子で乗り越えた中学受験
H.Kさん ●お子さんの名前 Sさん
我が家の中学受験は、小学3年生の秋に、カフェテリアがある私立中学に魅力を感じた息子が「受験する」と言ったところから始まりました。入室テストに合格した時には息子も私もとても嬉しく思ったのを覚えています。入室してからは、小学校と塾との違いや授業のペースについていけずに不満を口にすることが幾度としてあり、親としても不安になり、いつでもやめてもいいことや他にも塾があることを話しました。しかし、その度に息子は、「サピックスがいい、大変だけど授業は面白いんだ」と話すので、塾からの課題をできる範囲に減らして続けました。そのためクラスはだんだんと下がりましたが、マイペースな息子はそんなに気にする様子もなく楽しく通塾していました。
「中学受験は人生の通過点、勉強を嫌いにならない関わりを」と夫婦で思ってはいたのですが、「中途半端にしたくない」という思いや「こんなに勉強させることがいいのか」という疑問も浮かび、中学受験の本を読んだりしてゴールを探すことに親も必死でした。塾をやめるかの家族会議は年に数回あり、息子がダラダラ過ごすことにイライラしたり、教育虐待という言葉を聞いて良くないと自覚はしつつも息子を前にすると止められない感情が辛い時期が続きました。そこで5年生のX月ごろ「向いていないから勉強の伴走はしない」と家族に宣言し、私は健康に気をつけた食事と睡眠を中心とした日常生活のサポートに注力することにしました。家庭学習の場所はリビングからリモートワーク中心の夫の部屋に変わりました。そこからはトラブルも減り6年生のGS特訓や夏期講習は自宅学習ともに頑張っていましたが、日曜SSが始まった疲れなのかやる気が下がった9月下旬、模試の結果が悪くて親子で落ち込んだ11月下旬にも退塾の危機がありました。いずれも翌日には息子がやっぱり受験したいから塾は続けるとなり、解けなかった問題の復習をすることなど基本的な勉強に対する姿勢から再確認しました。
テストが最後まで終わらないというのがこの時期も続き成績の乱高下が大きかったので志望校の選定にも悩みました。過去問も息子には相性があったようで、偏差値の上下と過去問の出来に相関がなく不安が募りました。面談では最悪を想定した受験パターンを考えるように言われ、受験予定校をかなり増やしました。
1月にはインフルエンザで1週間の療養、愛犬の死もあり精神的に崩れないか心配しましたが、直前は冬期講習の解き直しと暗記を繰り返し試験当日を迎えました。初日に受験した1校で合格をいただけたことが親子の心の支えになり、第一志望にチャレンジでき、合格することができました。最後まで息子とサピックスを信じて良かったと今では思っています。息子にはこの3年で学んだ勉強の姿勢を忘れずに中学でも楽しく学んでほしいです。サピックスの先生方ありがとうございました。
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