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最新中学入試情報
進学校 ▶ 早稲田中学校
子の心を大事にすれば、子どもはどこまでも成長する
Y.Mさん ●お子さんの名前 Tさん
小学4年の11月、息子から「男子校に行きたい」と言われ、翌年3月、SAPIX5年の入室テストに辛うじて合格。クラスは下から2つ目。書くことが苦手で、ノートをきちんと取ることができない。
悪条件揃いでしたが、息子は聞くことは得意だったので、「授業をよく聞き、授業中に理解する」「当日か翌日すぐに間違い直しと復習をする」「課題はコツコツとやる」「わからないものは、恥ずかしがらずに質問しにいく」という流れを徹底しました。すると、SAPIXのテキスト、基礎トレ、コアプラスをやっているだけでも、順調に成績があがり、6年になる直前には、一番上のクラスになりました。
しかし6年の4月に入ると、突然集中力がなくなり、成績も大幅に落ちました。私は「やる気がないなら、もう受験はやめよう」と子を責める日々。そこに夫が仲介してくれ、息子が、小学校で非常に辛いストレスを受けていること、それに私の叱責が追い打ちをかけて心がボロボロになっていたことがわかりました。
助けてくれるはずの母からまでストレスを与えられ傷ついていた息子に心から謝罪し、そこからは、「息子の心を守ることが一番」という気持ちで、息子が心穏やかに受験勉強できることを一番の軸として環境を整えることに専念しました。すると親子ともに心に余裕が出来てきました。
成績が良ければ喜び、悪くてもお互い気にせずテストの復習と、苦手範囲の把握、秋までに基礎力をつけることに集中しました。一番苦手だった国語は、先生のやり方を信じつづけた結果、一番得意な科目となりました。ただ、社会は、スタートが遅かった分を中々取り返せず、3教科受験が多い関西の学校も視野に入れるようになりました。そこで6年生の時期ではありましたが、関東・関西の学校説明会や文化祭に、気晴らしを兼ねて、息子と行きました。
そんな中、息子は早稲田中学校を第一志望とし、秋からは志望校対策プリントや過去問をやりました。睡眠時間を削ると心身の調子を崩してしまうため、限られた時間の中で、国語は「文章を目を滑らすのではなく線を引いてきちんと読む」、算数は頻出分野で間違えたものの解きなおし、理科も頻出の苦手分野をつぶす、と3教科対策を頑張りました。
12月にもトラブルがあり、学校別SOで30%と低い結果を出しましたが、今までの成績ならすべて合格できるという先生の言葉を信じ、焦らず12月・1月も、模試等の見直しと各教科の復習を無理なく行い、受験当日健康な体で受けることを重視しました。本人には「十分実力はある。できない問題ばかりなら、ただご縁がないだけ。縁あるところなら、絶対受かる。大丈夫」と送り出したところ、受験校全て合格という最高の結果となりました。
子どもの心を大事にしないと何もかもボロボロになりますが、大事にしていれば、本人が自らどんどん成長し、強くなるのだと学ばされた2年でした。
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