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最新中学入試情報
進学校 ▶ 広尾学園中学校
単身赴任の父親にできること
H.Tさん ●お子さんの名前 Tさん
「よしっ、やった! ピース!」
2024年12月20日午後10時。単身赴任先のサンパウロにて息子の合格を知らせるメッセージを受領。続くショート動画には、広尾学園の帰国生入試合格発表を学校で確認し、ピースサインで喜ぶ息子の姿が映し出されていました。
私達が広尾学園を知ったのは、2015年当時赴任していたシンガポールで開催された日本の私立中学校の海外現地説明会に参加したことがきっかけでした。息子2人の帰国後の教育を見据えて各校の説明に耳を傾ける中、帰国生の受け入れに積極的かつ学校自体が先進的な教育で生まれ変わりつつあった点が当時から印象に残っていました。
その後転勤に伴い一家でマレーシアに渡りましたが、2022年に長男の高校進学を機に家族は先行帰国。次男は中学受験に向けて小学4年5月にサピックスに入室しました。日本での初めての小学校生活とサピックスの両立は大変だったようですが、私にできるのは励ますことくらい。日本に一時帰国した際には「毎日勉強を続けられるのはえらいぞ」とその姿勢を褒め続けたのでした。
そして、中学受験本番まであと1年となった2024年2月。会社から告げられた次の赴任先はなんとブラジル。幸い、就労ビザが承認されるまでの期間日本に滞在できたので、私も様々な学校説明会に参加する中、広尾学園を第一志望校として目指すことで親子の意見が一致。そうと決まればあとは本番に向けて頑張るのみ。家族で合格祈願のお参りを済ませ、7月末に私は一路サンパウロに向かいました。
8月以降は模試の結果にハラハラする状況が続き、気づけば帰国生入試まで残り1か月という状況に。この時期は、12時間の時差を活かして、東京で作成された出願書類をサンパウロでチェック、家内が朝起きる前に返送するという、グリム童話「小人の靴屋」を彷彿とさせる役割分担で準備を進めつつ、面接に向けた息子の練習をサポートしました。
そして迎えた12月、帰国生入試初戦の都市大等々力は見事合格。ここで勢いがついたのか、続く広尾学園小石川も突破。星を2つ獲得し、落ち着いて臨んだ第一志望の広尾学園も合格。結果的に受験した3校から合格を頂く結果となりました。広尾学園には、シンガポールで参加した学校説明会から丁度10年のタイミングで進学することになり、やはりご縁があったのかなと思います。
入室以来、これまでご指導頂いたサピックスの先生方に御礼申し上げます。また、海外間での転勤が続く中、日本で息子達を支えてくれた家内にも本当に感謝しています。中学受験を通じて成長した息子が、進学後は様々な経験を持つ友人と語らい、常に世界に目を向けた人間に育ってくれるよう、その成長をブラジルから見守っていきたいと思います。
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