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進学校 ▶ 慶應義塾中等部
慶應か御三家か渋渋か ~女子編~
E.Tさん ●お子さんの名前 Kさん
「負けず嫌いの子にピッタリな塾」と聞き、新四年生よりSAPIXに通い始めました。初日から「先生の授業が面白い」と目を輝かせ、その輝きは、今年の最終授業まで変わる事はありませんでした。学校の話はあまりしない娘が、SAPIXの話だけは、先生の事、授業の事、仲間の事等饒舌に話してくれました。個別塾や家庭教師を使わずとも5校全て合格という結果を得られた源は、成績が下がろうとカリキュラムがキツくなろうと、SAPIXが大好きだった事にあります。この場をお借りして、先生方、スタッフの皆様、塾友たちに心より御礼申し上げます。
以下にSAPIXでは少数派の女子の慶應受験と、御三家と渋渋の選択について、僭越ながら寄稿致します。
*女子の慶應受験
中等部とSFCの二択です。女子のSSに慶應コースがなくとも、どのコースにいても、慶應の筆記には対応できます。基本をしっかりおさえ、中等部志望の方は漢字をコツコツとやっておきましょう。そして慶應は親の役割が重要です。志願書の記入から提出日、また面接や体育の服装から受け答えまで、親も神経を張り詰めた一カ月半でした。SAPIXの面接試験対策ガイドだけを頼りに、独力で書類、面接の準備をしました。筆記を突破した娘の頑張りに応えたく、親も必死でした。
*御三家か渋渋か
慶應は二次試験で半分落ちるので、うちでは明確な第一志望は決めていませんでした。2月1日受験校と慶應のどちらも第一志望と思い対策しました。しかし、11月になり本人の希望で御三家→渋渋と2月1日校を変更した際には、親も先生も大慌て。何しろ問題傾向が全く違うので。SSや単科のクラスも変えて頂いたものの、当初渋渋の過去問には全く歯が立たず、親はマイナス思考になりましたが、本人は覚悟の上で変えたので全く動じず、必死に渋渋対策をする訳でもなく本番を迎えました。元来の負けず嫌いで強情な性格が功を奏したのか、2月1日も全く緊張する事なく、3年間できなかった早起きは本番もできず、いつも通り私に叩き起こされ、バタバタと出発し、私を振り返る事もなく教室に吸い込まれていきました。この通常運転ぶりは2月1日~5日まで続き、私は初めて「この度胸ならもしかしたらいけるかもしれない」と思った瞬間でした。
*最後に
本番前には「楽しみ」と言い、どの筆記も手応えは「いつもの模試と同じ。いや、模試の方が難しかった」と娘に言わしめたSAPIXのカリキュラムの凄さ。直前期に模試や授業がなくなり、追い込みどころか、モチベーション、集中力、勉強量の全てが低下した娘が、本番にギアを入れ直せたのは、知らず知らずのうちに培われたSAPIXの底力にほかなりません。小さな体で重いリュックを背負い歩み続けた3年間でしたが、本番はその背中が少し大きく見えました。これからも、SAPIXで得た宝物を携え、輝かしい未来に向かって、力強く歩んで行って欲しいと思います。
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