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最新中学入試情報
進学校 ▶ 東京都立小石川中等教育学校
自分で決めて行動することの大切さ
Y.Nさん ●お子さんの名前 Mさん
「いつバスケを中断するのか」これが大きなテーマでした。結果的に大好きなバスケの時間があった方が、精神的にも、集中力的にもよさそうと本人が実感しぎりぎりまで続けました。
SSが始まる6年9月以降は実質練習に行ける日も殆どなかったのですが、模試がある日は終了後体育館に直行し月1~2回の練習をめいっぱい楽しみました。結果的に6年の12月まで試合にも出ることが出来たのはメリハリ・体力面においてもよかったと思います。
3年間の受験生活の中で、一番時間がなく勉強の負荷的にもしんどかったのは5年生でした。週3の通塾に残りはバスケ。勉強の難易度は上がり、毎週新しい単元で覚えることも多い。時間はない。限られた時間の中で取捨選択すること、短い時間で集中して勉強する習慣が得られたのは結果的に力となりました。
幸い成績は比較的安定しており、波が激しくさぼり魔の兄と比較すると自律しており、親の手は本当にかからない子でした。故に、どこかに落とし穴があるのでは? という思いを抱えていましたが、それがなんと1月の渋幕受験の時に来ました。試験後問題を見直してみて驚愕。算数の大問5つあるうちの最初の大問2問分、問題文の読み落としで全て落としていたのです。あるあるだけど本番でやってはいけないミス。それを本番で大問2問分でやってしまったことに大きなショックを受け、今まで見せたことのない落ち込みでした。すぐに信頼している担当の先生に、本人と直接話していただくお願いをしましたが、お話しいただいた後まさに憑き物が落ちた顔をして帰宅し、一目でもう大丈夫だとわかりました(魔法のようで感動でした。感謝です)。翌日不合格を目にした時は突っ伏して号泣しましたが、すぐに全科目の解き直しをしている姿が逞しくて成長したなと印象に残っています。
その経験もあり、2月1日の桜蔭、吉祥女子、都立小石川と合格をいただけました。特に桜蔭の算数が好きすぎて、本番の時「まだ誰も解いたことのないまっさらな桜蔭の問題を解けると思うとワクワクして興奮した」と言っていて、そんな境地に至ることが出来たことが本当に幸せなことだなと思いました。桜蔭の志望校別コースに入ったから(当初雙葉志望でした)桜蔭の問題に出会い、算数が大好きになり、結果的に第一志望の都立小石川の合格にもつながったと思っています。(最後は小石川と迷うくらい志望度が上がった桜蔭の合格のおかげで、結果が遅い都立の合否を安心して待つことが出来ました。)
受験を通じて、優柔不断なところのある娘が、志望校選び、バスケとの両立など大事な意思決定を自分でする経験を積み重ねられたことが大きな糧となりました。
※尚、都立対策は先生に相談し過去問添削だけでOKとのことで、都立専門塾の模試や講座は一切受けませんでした。都立併願の場合心配だと思いますが、サピックスに集中で問題なかったと思います。
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