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進学校 ▶ 慶應義塾湘南藤沢中等部
帰国受験 七転び八起き
M.Nさん ●お子さんの名前 Nさん
息子は3年生のはじめから5年生の10月までアメリカの田舎の現地校に通っており、4年生の夏からオンラインで受験勉強を始めました。息子はゼロから英語を現地校で学び始めたため、その時点での英語力は会話は出来るけれど本が読めない状態でした。そのため、4教科での受験を決意しました。
主人の本帰国が決まりSAPIXに入室するため、初めて5年生の9月にサピックスオープンを受験しました。アメリカでそれなりに勉強したつもりでいましたが、結果は4教科で偏差値39。受験を諦めることも考えましたが、それでもギリギリ入室最低点を5点上回っていたため継続することにしました。
SAPIX入室当初は授業の復習が全く追いつきませんでした。先生方に何度も勉強の進め方について相談の電話をかけました。朝の勉強を充実させるため、塾のある日でも夜10時の就寝は守りました。リフレッシュのため、どんなに課題が終わっていなくても塾のない日は空手の稽古に必ず行きました。結局、趣味の空手は受験直前の1月になっても休むことなく続けていました。それでも塾のない平日は3~4時間、休日は10時間以上勉強しました。その甲斐あって6年生7月の組分けテストでは4教科で偏差値50を上回りました。
しかし、本当に辛かったのはここからでした。夏休み明けの実力テストではクラス落ち、第1回合格力判定サピックスオープンでは偏差値は40台前半、10月のSFCの学校別サピックスオープンでは合格可能性20%でした。帰国入試本番は11月から始まるため、一旦SFCの過去問は古いものを2年分解いたのみでストップし、平常授業とSSの復習、そして直近の受験校の過去問に専念しました。
11月と12月の帰国受験で無事合格をいただきました。さらに第2回から4回の合格力判定サピックスオープンでは4科で偏差値50台半ばまで復活しました。秋のスランプを乗り越えて順調に成績を伸ばしてきたところ、1月に帰国の海城にチャレンジし見事に玉砕しました。それがきっかけとなり息子のSFCへの情熱に再び火が付きました。残された期間、3日に1度のペースで8年分の過去問を解き、授業後の質問教室で先生方にアドバイスをいただきました。
「たとえ2次試験の面接で不合格になってもいい。憧れの学校にせめて1次試験だけでも突破したい。」そんな気持ちで必死で勉強し続けました。だから、我が家は1次試験の発表と2次試験の発表の両方で親子で感動して泣き崩れました。
最後の最後まで息子の可能性をを諦めずに支えて下さったSAPIXの先生方に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
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