受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2025年度中学受験  サピックス小学部第36期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 渋谷教育学園幕張中学校

やってよかった中学受験

T.Kさん お子さんの名前 Hさん

 3年生から通い始めたサピックスもあっという間に卒業の日を迎えました。
 4年生以降は年々ハードになっていき、課題に追われた大変な塾生活でしたが、サピックスを卒業するのが嫌だと言うほど、いつの間にか娘はサピックスが大好きになっていました。
 5校を受験した結果、幸いすべての学校から合格をいただけました。
 娘の受験を通して感じたこと、やってよかったことなどをいくつかご紹介させていただきます。

①課題・過去問について
 授業の前の日(もしくは当日の朝)までにようやく課題をやり終える毎日でした。課題や過去問を子どもが一人で計画的に進めるのはハードルが高いと感じ、親が一週間のおおよその学習計画をたててホワイトボードでタスクを見える化しながら進めました。
 ただし、具体的にどの問題をやるかという点は本人に任せ、勉強内容までは口出しせず見守っていました。

②模試について
 模試の直後と、季節講習前などの休校時にも必ず解き直しをしました。
 合格力判定SOでは第一志望者群の正答率を確認し、正答率50%以上の問題は必ず解けるよう確認しました。
 4回目の合格力判定SOでは算数で大失敗し過去最低の偏差値を出してしまいましたが、どうすれば次に同じ間違いをしないか、ということを重点的に振り返りました。あらゆるパターンのケアレスミスが発覚し、自分を見つめ直すよい機会になったと思います。

③ストレスをためないために
 受験はストレスがつきものですが、いかに子どものストレスを緩和してあげられるのかを常に意識しました。
 睡眠時間を確保するため塾のない日は22時に、塾のある日でも23時には寝るよう促し、YouTubeや漫画も課題さえ終わっていれば特に制限はしませんでした。
 テストで良かったときは思い切り褒めて一緒に喜び、悪かったときも前向きな気持ちになれるような声かけをするようにしました。
 習い事のピアノも緩くではありますが最後まで続け、大好きな小学校も受験当日以外は休まず1月もほぼ毎日通っていました。毎日の生活が受験一色にならず適度に気持ちを切り替える時間があったので、最後まで普段通りの自分のペースで続けられたのだと思います。

④出願・受験当日
 JGの出願時、志望理由の記載が必要なため事前準備されるとよいです。うちは入力に手間取って受験番号が遅くなり、面接がほぼ最終グループになってしまいました。
 そのためお弁当を持参しましたがうっかりお箸を入れ忘れ、直前で気づいて学校の近くのコンビニでもらうというハプニングがありました。

⑤最後に
 サピックスの授業をしっかり聞いて、先生から出された課題を日々こなしていれば、その先には必ず志望校合格が待っていると信じ最後まで走りきりました。
 サピックスにお世話になって本当に良かったです。4年間有難うございました。

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