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最新中学入試情報
進学校 ▶ 渋谷教育学園渋谷中学校
最高の景色をありがとう!
M.Hさん ●お子さんの名前 Aさん
新2年生で入室し、通塾を始めた途端コロナ禍に。日常が戻った頃には6年生になり、電車通塾や学校行事との両立、親子のメンタル調整に苦労した。志望校判定では第一志望だけ80%に届かず、11月に学校行事が集中。マンスリー→修学旅行→第4回合格力判定の過密日程には頭を抱えた。なんとか乗り切ったものの、結局80%判定は取れないまま本番へ。面談中に『もうこれで行くしかないんだな。』と、覚悟にも似た気持ちが自然と湧き上がった。算数が伸び悩み、過去問提出に消極的だった時期、先生が解答用紙の裏一面に書いてくれた温かく心強いメッセージに励まされ、それを心の支えにと家の目につく場所に飾った。冬期講習は毎年感染症に罹り満足に通えず途方に暮れたが、6年では半分通えたので良しとした。
1月校の合格で勢いがつくと、子供はこれまでのテキストやプリントを総ざらいし、苦手分野を中心に全てを食べ尽くすように取り組んでいた。息抜きには好きなアニメや芸人の動画を観てリラックスし、本番前日は夕方に全て切り上げ、当日に備えた。
2月1日。午前の第一志望校の試験を終えて戻ってきた子供は普段よりお調子者で饒舌な様子。迎えに行った家族に聞くと、算数が簡単だったと自分から話し始めた、と。期待と諦めがより錯綜したまま翌日の発表を待った。
翌2日。午前の試験を終え、会場で学校の友達と会えた等話してくれたがあまり耳に入ってこず、落ち着かないまま第一志望校の合格発表時間に。HPのリンクがアクティブになったことを伝えると、子供は早く見たいと親のスマホで果敢にスクロール。自分の受験番号近くで少し手元の速度を落とすも躊躇う親はお構いなしにあっさり「あった!」と。思わず「嘘? え、ほんと?」と口走るも確認後すぐに親子で固い握手。その足で校内掲示の確認に向かい、自分の番号の隣でVサインの写真撮影。合格通知を手にした子供の背中が前より少し逞しく見えた家路だった。
振り返ると、受験期を通して親が心がけたのは、規則正しい生活を維持し、結果が出るまでは普段通り過ごすこと。成績が安定しなくても志望校は変えず、数多の情報に惑わされず、先生方を信じてついて行くことだった。親子間では、父親が褒め役、母親が厳しいセコンドとなりバランスを取り、子供には『サピの先生の言うことを信じて』と言い続けた。結果的にこれらが良い形で繋がったのかもしれない。
中学受験を通じて子供の人生を新たに彩って下さったSAPIXの先生方のおかげで第一志望校に合格することができ、本当に感謝しております。ありがとうございました。
大変だったけれど、君が最後まで走り切ってくれたから最高の景色を見ることができたよ。頼もしくユーモア溢れる先生方の授業や同じ時間を共有した友達と駆け抜けたこの経験が、君の人生の宝物になっていたら嬉しいな。
そしてこの合格が、次の誰かへ繋がりますように。
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