３年生の２月からサピックスに入室し、本当に３年間楽しそうに通っていました。
　今は第一志望校から合格をいただき、ようやく胸をなでおろしているところです。
　親として、大きく決めていたことは２つです。

①復習を徹底的にすること
　どの塾でもそうかもしれません。また、中学受験に限らず、全てに通ずることかと思っています。
　毎週授業の復習を必ずすること、マンスリーテストでは４週分の振り返りの復習を必ずすること。

　復習をしっかりしていれば必ずそのうちに成果は出ると思っていましたが、しかし、やはりなかなか徹底できません。十分やっていなかった時には叱ってしまい、テストの結果も良くなく、喧嘩もするようになってきましたが４・５年生はテストの結果に右往左往せず、ひたすら基礎固めをすべき時期だったと思っています。

②いっぱい褒めること
　テストの結果が良かったときはもちろん、解き直しなどをしっかりやった時も褒めるよう意識していました。
　復習をしっかりやる、翌週のデイリーチェックや翌月マンスリーテストでよい結果が出たらしっかり褒めるようにしてモチベーションアップになるよう心がけました。

　６年生になると、授業だけでなく模試・テストの回数も増え、早く復習をしないと時間が足りなくなるため勉強しなさい、時間がもったいない、ばかりを繰り返し、心苦しいところはありました。
　反抗期にも入っており、接し方も難しくなり、喧嘩も回数も増えてしまいました。もっと違う言い方をすべきだったかと何度も反省しました。ごめんなさい。

　６年の後期は、サピックスの保護者会で言われた通り、とにかくＳＳの直しを最優先でやるようにしました。
　月曜日中に必ずＳＳの直しをする。他の日は前週の復習やテストの解き直しを徹底させたことで大きな崩れはなかったように思います。偏差値に合わせて志望校を見直すべきか迷いましたが、第一志望は高くてもそれが目標になる、とサピックスの先生に言われましたので、本人に紙に「筑附絶対合格！」と紙に書かせ、机の上に立て掛けておきました。机に座ると必ず目にするので、目標維持によかったと思っています。

　２月３日、第一志望の受験日。お守りのいっぱいついたカバンの中にママの写真も入っていたことを知っています。きっとママが最後の一押しをしてくれるはず、そう思いながら、振り返りもせず受験会場に入っていく後ろ姿に、娘の成長を感じ、そして「ここまで連れてきてくれてありがとう」という気持ちで見送りました。
　合格発表の前には不安でしようがなく、色んなことが頭をよぎりましたが、ピンク色の合格の画面を見た時に娘と抱き合って喜び、今までの努力が成果になったことを本当に喜びました。泣いたり、笑ったり、喜んだり、喧嘩したり親子で色んな共有ができた３年間でした。これから楽しい中学生活を過ごすことを心から祈っています。