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共働きの中での受験生活で得たもの
F.Iさん ●お子さんの名前 Mさん
娘をSAPIXに行かせることになった小3の頃は、小6位になれば塾に預けっ放しでむしろ親は働きやすくなるのではないかという、淡い期待を抱いていました。しかし、実際にはどんどん家庭学習の時間がかさみ、家で一人で勉強する時間に、どうやって娘を集中して勉強させるかとの戦いになりました。まず気づいたことは、子どもは「親がいないと勉強しない」ということでした。勿論、本人は「勉強している」と言い張るのですが、途中式が書いてなかったり、マンガを読んだ形跡があったりします。こちらも昼間に家にいることもできないので、手の打ちようがなく困っていました。
そのような状況で6年生に突入したのですが、親としていくつか作戦を練りました。一つは、電話作戦です。なるべく学校から帰宅後すぐ電話をかけ、今日やることを復唱させます。その後、あえて「一時間後にまたかけるね」と宣言することで本人の緊張感を持たせることができます。二つめは、勉強のルーティン化です。朝のルーティン、夜のルーティンを確立することで、本人の習慣を強固にしてしまえば、ついつい自らそのメニューをこなすようになります。三つめは、本人の特性に合わせて勉強の仕方を最適化することです。うちの娘の場合、気が散りやすく、すぐ違うことをしたくなるため、あえてマンガやゲームはそのままにしておきました。10分で音が出るタイマーをセットし、好きなことをしてもらうことでリフレッシュしていたようです。
このような試行錯誤を受験直前まで行うことで、何とか勉強に向かわせることができるようになりました。実感として、その子が納得できる方法で、そして達成感という快感情がついてくる方法が、モチベーションは高まるということが分かりました。
共働きのご家庭で受験にトライすることはめずらしくありませんが、それぞれ苦労されていることと思います。特にすばらしいことをした訳ではありませんが、一例として参考になさって頂けたら幸いです。
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