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最新中学入試情報
進学校 ▶ 女子学院中学校
算数が鬼門でもJGに合格できる
S.Nさん ●お子さんの名前 Rさん
「彼女は生粋のJG生です」「本番に強いので私は合格すると思っていました」―受験後、校舎の先生方から頂いたお言葉です。娘をよく見てくださり、合格を信じてくださっていたことがとても嬉しかったです。
娘のサピックス入室は4年生。中3の息子が大変お世話になったため入室は自然な流れでした。我が家の「遊び大好き、勉強は最小限」な子供たちが通塾した計7年間の経験が、今後受験されるご家庭の参考になればと思います。
入室当初、4年生の間は新しい知識が増える喜びから楽しく通塾をしていました。この時期は基礎固めと勉強習慣の確立が大切です。志望校選びのために学校見学を重ね、質問教室に行く癖をつけることもお勧めします。また、歴史・知育系漫画を活用すると、社会や理科の勉強の手助けとなります。
5年生になると、学習の進度が速くなり課題の量も格段に増えます。受験に必要な知識を一通り学ぶ学年ですので、学習スケジュールを立ててこなしていきます。この頃から反抗期が始まり、勉強させたい親とやりたくない子供との喧嘩も同時に増えます。こじれる前に先生へ相談すると、親身に対応してくださいます。
6年生は夏期講習以降が特に大変でした。娘は国語や社会の偏差値は60前後で安定していましたが、算数が苦手なため、基礎が固まっていない状態で、応用問題に対応できず足を引っ張っていました。ブロック落ちも経験し、やってもやっても下がって行く日々に何度も涙を流していました。そのため、算数は基礎トレに加えて図形問題と計算問題を毎日3~5問解きました。また、解くスピードを1問当たり3分とし、分からない問題は潔く諦めて解説を確認。後日再挑戦することにより解法の定着を図り、その結果少しずつ点数も上がっていきました。
そして秋から始まるSS特訓。こちらが一番大事です。志望校対策に特化したカリキュラムのお陰で合格したと言っても過言ではありません。授業は長丁場でしたが底抜けに明るいキャラなためクラスでネタにされることが多く、笑いの絶えない授業だったそうです。過去問、平常授業、土特の復習全部をやる時間がないので、取捨選択をし(土特は家庭学習をせず、授業に集中と割り切りました)、SS特訓の苦手分野を繰り返し学習してください。段々と志望校の問題の癖が何となく分かってきます。
2月1日、受験会場から出てきた娘の第一声は「終わった。どっちの意味でも。」でした。合格発表を家族で見守り、ボタンをクリックするとサクラと合格の文字が。おめでとう。本当におめでとう。狂喜乱舞する息子と娘を夫と泣き笑いで見つめながら、長く大変だった我が家の受験が終わりを迎えたことを実感し胸がいっぱいになりました。
最後になりましたが、サピックスの先生方、JGコースのみなさん、娘の受験に関わってくださった全ての方々に心から御礼を申し上げたいです。本当にありがとうございました。
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