- Top
- 学校紹介/入試情報
- 2025年度中学入試 親子で歩んだ 受験の軌跡
- 桜蔭中学校 進学:女子校
最新中学入試情報
進学校 ▶ 桜蔭中学校
感謝
K.Kさん ●お子さんの名前 Eさん
桜モチーフの合格通知書をうっとり眺めながら、怒濤のように過ぎたサピックスでの3年間を思う時、受験を通して学んだことの多さを改めて実感し、サピックスと娘への感謝の気持ちで一杯になります。
四年生で入室して半年程で仕事に復帰することとなり、それまで娘の勉強を「完璧に」サポートしていたつもりだった私は、大量の作業と少なすぎる家での時間に追われることとなりました。
前々から、テキストの整理方法をネットで研究し、良いと聞けばせっせと参考書や問題集を購入し、「盤石の体制」を敷いてサピックス生活が始動しました。コピーとファイリングの技は上達し、家の中にはカラフルなファイルと揃いのボックスに収まった教材に大量のコピー、そして本屋のように揃う問題集の数々が壮観・・ですが、その殆どは娘の手に触れることもなく、今日に至っています。
サピックスの先生が仰った事だけを、愚直にコツコツ勉強するだけで良かったのです。余分のコピーも、解いたテストをアプリで白紙にした復習用のコピーも、あれもこれも不要でした。成績が落ちて焦って広げた市販の問題集は無用、そして四年・五年のテキストを再び手にすることはなかったのです。
心配性で几帳面な母の性格は、秘書業には向いていても、受験生の母業には向いていませんでした。せっかく託したプロ中のプロ、サピックスの先生方が仰ることが全て、が分かっていませんでした。そして、娘はそのことをきちんと理解していました。
直前になっても、あれこれ手を広げることなく、授業で先生の指示をしっかり頭に入れ、自分のペースで勉強を続けた娘は、私、桜蔭は受かるから、と淡々とした様子で一月を過ごしていました。そんな自信はどこから?とあくまでも心配し続ける母の焦りは全く意に介さず、十時就寝・六時起床、など結局実現せず、勉強の内容もボリュームも時間帯も、全て自分のコントロールでした。
直前まで伸びます、という先生方の力強い言葉は本当でした。SSを経て冬休みの講習を乗り越えた娘は、見違えるように文章をスラスラと大量に書くようになり、算数も美しい数式を書くようになっていました。
振り返れば、舞台袖でアワアワし続けたのは私だけ、娘は三年という時間に、サピックスの教えをしっかりと身につけて、合格を勝ち取りに行ったのでした。二月一日の朝、家を出る娘はまるで出陣する武将のようでした。
こんな成長を娘に与えて下さったこと、そして自走・子離れとは何かを示して下さったこと、サピックスの先生方には感謝の言葉もありません。不安で度々差し上げたお電話にも、辛抱強く対応下さり有難うございました。
私とは全く違う一人の女性に成長しつつある娘を頼もしく誇らしく思います。有難う。桜蔭で素晴らしい人生の礎を築けますように。(反抗期はそろそろホドホドにしてね。)
2025年度中学入試 受験体験記 |
男子校 | 女子校 | 共学校 |
---|
◎学校関連リンク◎
◎人気コンテンツ◎