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進学校 ▶ 洗足学園中学校
慶應大好き女子の受験戦略
K.Fさん ●お子さんの名前 Yさん
7歳上の兄が慶應普通部に進学し、小さい頃から神宮球場や甲子園で慶應を応援する環境で育った娘は当然のように慶應を志望するようになった。
しかし中学受験の女子の慶應の一貫教育校は2月3日の慶應中等部(女子募集人数約50名)と2月2日の慶應湘南藤沢中等部(女子募集人数35名程度)と狭き門だ。
そこで、私たちは慶應の一貫教育校と同じく第一志望校となり得る2月1日受験校を探すことにした。4年生~5年生にかけてさまざまな学校の文化祭、体育祭、学校説明会に娘と訪問した。そして私たちが2月1日受験校候補として出会ったのが、洗足学園と頌栄女子学院の2校だった。
わが家の受験戦略はこうだ。2月1日に洗足学園か頌栄女子学院に合格をもらい、2月2日以降の慶應2連戦に余裕を持った状態で臨みたい。そのために2月1日の合格は必達の目標になった。
この洗足学園と頌栄女子学院の2校どちらを受験するかは本当に迷った。娘は家からも近く偏差値も高い洗足学園の受験を希望した。娘の偏差値と過去問の相性から頌栄女子学院には合格をもらえそうだった。洗足学園は調子が悪ければ落ちる可能性もあると思っていた。
というのも、娘の学力が安定しないのだ。偏差値50~60の間を行ったり来たり。しかもサピックスのテストは12月1日の第4回合格力判定サピックスオープンが最後なので、直前期の状態がわからない。そこでわが家は、1月の前受け校の受験で娘の直前期の状態を把握することにした。具体的には、1月11日に栄東、1月20日に市川を受験することにした。栄東は点数・順位が発表されるので受験生の中での現在地がわかる。市川は洗足学園とほぼ同じ偏差値なので娘の仕上がり具合がわかる。
そして、これは娘に内緒にしていたが、1月の前受け校の結果が芳しくなければ、2月1日午前を頌栄女子学院にするプランBも私の心の中で準備していた。そのため洗足学園の出願は市川の合格発表後にすることにした。
1月の受験が始まった。栄東は合格をいただいたが順位はいまいち。そして、市川。無事合格をいただく。本人の手応えもよかったようで、娘の仕上がりもよさそうだ。2月1日午前は洗足学園で決定した。
2月受験が始まった。1日は午前洗足学園、午後東京女学館。東京女学館は2科目受験なのも魅力だ。21時。洗足学園の合格発表。家族みんなでPCの前にスタンバイ。娘が最後のワンクリック。「合格 おめでとうございます!」の文字が! やった!!! おめでとう!!!
さぁ、これで明日から慶應2連戦に突撃だ!
慶應は2次試験がある。2次試験があるため、2月4日、5日に他校を受験できない。そして1次合格者の半分が2次で落ちる。娘が慶應を志望したときから親としては全落ちの恐怖との戦いだった。慶應受験したければ2月1日に合格をもらうこと。この我が家の受験戦略は大成功だった。
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