受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2025年度中学受験  サピックス小学部第36期生/受験体験記

進学校 浅野中学校

受かりたいオーラの効果

Y.Hさん

 私は第一志望である浅野中に繰り上げ合格しました。そして実際に中学受験をして思ったことは、ほんとうにあきらめないことは大切なんだということです。
 私は4年生のころからサピックスに入りました。ギリギリ合格で、偏差値は30台後半でした。その後、真ん中のコースで安定するようになりましたが、算数が苦手であることは最後まで変わりませんでした。駒東の学校別サピックスオープンの算数偏差は24。面談の先生にも「算数だけ輝いてるね」と言われたほどです。
 はなしは埼玉入試まで飛びます。なんと、大宮開成中の受験前日、悪夢を見てしまいました。理科の点数が悪すぎたせいで、落ちてしまうという夢を。当日は、絶対にそうならないようにと取り組み、ちゃんと合格しました(安心)。
 2月1日。駒東と都市大等々力の受験日です。第二志望である駒東の問題は、頼りにしていた理社で全く歯が立たず、駒東で重要な記述を白紙にしてしまうという大惨事。が、お昼に調子に乗ってカラオケで一曲歌いました。
 2日には攻玉社を受けました。算数以外はまあまあ自信があり、結果は合格。第三志望だったので、合格できて安心しました。
 そして、2月3日。大本命の浅野中。国語は順調にいったのに、算数で難しい大問5に時間を使ってしまい、しかも大問2などとっておくべきところにあまり手をつけずに試験終了。焦った私は理社で謎の「受かりたいオーラ」を出して集中し、なんと効きました。冒頭でも言ったとおりギリギリ合格です。
 この経験から、大学受験ではしっかりと準備をして(中学受験でもちゃんとしたけれど)ギリギリ合格(もしくは不合格)にならないようにしたいです。
 そして、最後まで支えてくれた両親とサピックスの先生方に心から感謝します。
 いままで本当にありがとうございました。

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