私は四年生のときにサピックスに入りました。最初に入室テストを受けたときのことはあまりおぼえてないが、それなりに難しい内容であったと思います。授業を受けているときは、みんな、仲良くしてくれて、「ここに入ってよかったな」と思うことがなんどもありました。先生方もとてもやさしく、問題がわからなかったときも、わかりやすく解説してくれました。
　五年生になると、成績の方にも目がいきはじめ「このままではだめだ」と危機感を感じるようになりました。しかし、それでもなお成績は上がりませんでした。そのため親にはこのまま下のコースにいるのだったら、さっさとやめてともいわれましたがそれでも成績は上がりませんでした。しかし、夏期講習の時に一度だけ上のコースに上がれました。でもその後にあったテストで、すぐに下におちてしまいました。
　六年生になっても前期はあまりやる気がありませんでした。後期になり、ＳＳ特訓もはじまりました。そして、少しずつ受験をするというかくごができました。十一月になったころには過去問等もできるようになってきたが、それでも、まったくもって合格できるとは考えていませんでした。
　受験で合格した先輩達も過去問の最低点に届いたことのない方もたくさんいました。勉強とは山あり谷ありです。いつ、自分の成績が逆転するかは、あなたしだいです。
Ｓ＝最後まであきらめずに
Ｄ＝できる問題からやっていくのが
Ｇ＝合格への
ｓ＝最短ルート