受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2025年度中学受験  サピックス小学部第36期生/受験体験記

進学校 開成中学校

灘・開成・筑駒 ~三冠への道のり~

S.Kさん

 僕は1年生の頃からサピックスに通っていました。3年までは何なく一番上のコースにいたけれど、4年で校舎を移ってから、学校の悩みが原因で勉強が辛く感じるようになってしまいました。サピックスをやめようか迷っていたとき、授業をしてくれていた社会の先生に励まされ、サピックスを続けることができました。そのときにもらっただるまは今でも大切に保管しています。その先生には6年の最後までお世話になり、本当に感謝しています。
 5年のときには4年の頃の遅れを完全に取り返し、受験までほとんど一番上のコースを維持でき(二番目に落ちたのは一度だけ)、最高で全体8位の成績をとることもできました。
 迎えた受験シーズン。初戦は10日の栄東で、自信をもって受けた結果は東大クラス合格。東大特待をあと1点で逃しました。「行けるやろ」と思って油断し、算数の大問5を読み落として全て間違えたことが原因かと思います。それ以降は気を引きしめ、灘・渋幕(特待)から合格をもらって1月を終えました。1日の開成は、対策を鬼のようにしてきたので自信がありました。算数が難しく、終わった後は少し不安だったけれど、3日の発表で自分の受験番号を見つけたときはとても嬉しかったです。2日の渋渋(特待)・時間命で最も相性の悪かった3日の筑駒も合格して、僕の受験生活は終わりました。
 次の三冠を目指す受験生へ。灘は二日間あるので一日目がダメでも気にしないようにしましょう。開成は時間が潤沢にあるので落ち着いて解きましょう。筑駒は社会以外忙しいので速く正確に解きましょう。最後に全ての受験生へ。受験は頭に「油断」の2文字が浮かんだ途端に負けが確定するといっても過言ではないので、いつ何時も冷静に取り組みましょう。
 「さあ、伝説をつくろうか。」
 開成で待ってます!!

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