これまで自分のことを支えてきてくださった校舎の皆様方、本当に有難うございました。感謝の気持ちでいっぱいです。これからの受験生のことも、支えていってください。
　中学受験で受かるためには勉強をして、準備しておくことが大切だと思う。その勉強方法を、伝授しよう。
　まずは、算数だ。算数は、論理的に考えることがとてもとても大切だ。解き方を丸暗記しているようでは、全く歯が立たない。ＳＡＰＩＸの先生もそうおっしゃっていた。論理的な式の過程が分からなかったら、質問教室へ行こう。恐ろしいくらい理解した気になるぞ。そこで分かった気にならずに、理解できたらともかくともかく反復することが大切だ。反復は同じ問題だと自分は最低５回ぐらいで足りた。
　そして、男子が苦手だとよく言われている、国語だ。国語は、とりあえずは苦手意識を持たないために、漢字などの暗記すればとれるようになるものを徹底しよう。そして、選択肢や抜き出し問題も、傍線部の前後をよく、よく、よーく見ること。説明、論説であれば筆者が言いたいことは何なのか、ということを考えながら、物語、随筆ならば心情を意識していくことでとれるようになる。
　とうとう社会だ。社会は、ただ暗記することだ。暗記する時は、ただ反復して暗記するパターンと、データを見て関連させて暗記するパターンがある。前者は主に歴史、公民。後者は地理だ。これらは、ほとんど語呂合わせで覚えていける。語呂合わせは先生から教えてもらったり、自分で本を読んで覚えたりなど色々な手段で身につけることができる。
　最後は理科だ。理科は、全ての科目が組み合わさってできている。読解力を問われる問題（国語）、計算力が問われる問題（算数）、暗記力が問われる問題（社会）という風に組み合わさっているのだ。つまり、国算社ができれば、理科も出来るのだ。
　頑張れ。
　しかし、必ず覚えておいてほしい。
　中学受験で、終わりじゃないんだ。