僕は新６年生の３月にインドネシアから帰国し、春期講習からサピックスに入室した。
　受験までに大きく２つの壁にぶつかった。
　１つ目は入室当初。ジャカルタでも塾に通っていたが、サピックスの授業はレベルが高く、知識が不足していた。特に理科の力学は手つかずだったので、重点的に見直した。
　２つ目は秋。学校行事も忙しく、休日の模試、過去問、土特・ＳＳ特訓の復習と圧倒的に時間が足りなかった。疲れも出てきていた。また、サピックスオープンで結果が良くなかった時は、本当に大丈夫だろうかと不安になった。しかし先生が励ましてくれて、何とか気持ちを持ち直した。
　そしていよいよ受験が近づいた冬、僕が開成と筑駒対策のために重点的にやったことをまとめたいと思う。

〈算数〉ＳＳの開成対策プリント（数値替えしてあるプリントも）・筑駒特訓のプリント・立体切断（９月からの平常授業のテキストから抜すい）

〈国語〉過去問（記述書き直し）

〈理科〉コアプラス・知識の50題

〈社会〉重大ニュース・東京プリント・データバンク

〈学校別サピックスオープンの開成・筑駒〉間違い直し

　実際の入試では、初戦の海城（帰国生入試）の算数で最後に間違いに気づいたが、もう時は遅く直せなかった。「こんなことではいけない」と次から気を引き締めた。最後の筑駒では何か吹っ切れたような気持ちになった。
　これまで色々なことがあったが、全ての学校から合格を頂けた時はすごく嬉しかった。皆さんもくじけずに頑張ってほしい。
　祈・合格